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オバマ元大統領の誕生日パーティが行われた島、直後にコロナ感染者数が急増

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オバマ元大統領の誕生日パーティが行われた島、直後にコロナ感染者数が急増

今月4日に60歳の誕生日を迎えたオバマ元米大統領。その誕生日パーティが盛大に行われたマーサズ・ヴィニヤード島で、新型コロナウイルスの感染者数が急増していることが判明した。一部からは“スーパースプレッダーイベントになった”と、再びオバマ元大統領夫妻に厳しい目が向けられている。

元米大統領という立場もあり、批判が殺到しているようだ
元米大統領という立場もあり、批判が殺到しているようだ画像はBarack Obama(@barackobama)公式Instagramのスクリーンショット

マーサズ・ヴィニヤード島は、有名セレブが別荘を所有することでも知られる避暑地。入島の手段はフェリーか飛行機のみの静かな街だ。誕生日パーティとの関連性は明らかになっていないものの、「7日以降、コロナの感染者が74人に急増。4月以来の感染者数となったため、再び多くのバーやレストランが、顧客にマスク着用を義務付けることになってしまった」と「Express」などが伝えている。


夫妻の所有する別荘で行われたパーティの当初の招待客リストには、475名の名前があった。しかしデルタ株の蔓延下での大規模なパーティが非難を浴び、広報は「規模の縮小と共に、専門家が示すガイドラインに従ってパーティを主催する」との声明を発表。出席する条件として、直前の検査やワクチン接種も求めていたと伝えられている。

しかし、ミュージシャンのエリカ・バドゥが、撮影が禁止されていたはずのパーティの様子を捉えた動画を自身の公式Instagramに投稿。オバマ元大統領が、マスクなしでノリノリのダンスを披露したり、十分なソーシャルディスタンスを保てていない様子も捉えられていたことで物議を醸し、すぐさま削除。バドゥは「家族のための聖なるプライベートパーティだったのに、ひどいゲストだったことをお許しください」と自身の公式Twitterで謝罪している。

【写真を見る】パーティに出席するため、マーサズ・ヴィニヤード島の空港に降り立ったエリカ・バドゥ
【写真を見る】パーティに出席するため、マーサズ・ヴィニヤード島の空港に降り立ったエリカ・バドゥ写真:SPLASH/アフロ

コロナ禍で、元大統領という立場でワクチン接種を呼びかけていたこと、また民主党のオバマ大統領時代に副大統領だった現バイデン米大統領が、共和党の前トランプ大統領のコロナに対する無策を非難し、極力大規模なイベントなどを控えるように呼びかけるなど、コロナ撲滅に尽力していることから、大規模なパーティのみならず、ノーマスクに対する非難の声は収まっていない。

「別に義務ではないのだし、屋外テントだし問題ないでしょ」という擁護の声がある一方で「国民に我慢を強いておきながら、やりたい放題」「すべてが偽善という感じで失望した」「現に島での交通渋滞も巻き起こしているし、罪は大きい」といった厳しい声も寄せられている。

文/JUNKO

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