新田真剣佑が星矢役に!ハリウッド実写版「聖闘士星矢」が撮影完了
累計発行部数3500万部を突破した車田正美の人気コミック「聖闘士星矢」をハリウッドで実写映画化した『Knights of the Zodiac』の撮影が完了したことが22日、東映アニメーションとソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・アクイジションから発表。あわせてキャスト情報が解禁され、新田真剣佑が主人公の星矢役を演じることが明らかになった。
1985年から1990年にかけて「週刊少年ジャンプ」にて連載され、これまでテレビアニメはもちろんのこと、舞台やゲームなど様々なかたちで展開し、30年以上経ったいまでも世界中で絶大な人気を誇る「聖闘士星矢」。2017年に製作開始が発表されていたこの実写版では、幼い頃に生き別れた姉を探し続ける星矢が、神秘に満ちた女性・沙織と出会うことで自らの運命に直面。小宇宙(コスモ)と呼ばれる力とペガサス聖衣(クロス)と呼ばれる古代ギリシアの鎧をめぐり、壮大なアクションが展開していくとのこと。
今年春から活動の拠点を海外に移していた新田は、ハリウッドのメジャー作品初進出となった『パシフィック・リム:アップライジング』(18)以来の海外作品への出演。共演には「ジュマンジ」シリーズでベサニー役を演じたマディソン・アイズマンと、「マイ・ブロック」(Netflixにて配信中)のディエゴ・ティノコのほか、『ジョン・ウィック:パラベラム』(19)のマーク・ダカスコス、『ターミネーター3』(03)のニック・スタール、「X-MEN」シリーズのファムケ・ヤンセン、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのショーン・ビーンといった実力派俳優たちが顔をそろえる。
メガホンをとるのは「ウィッチャー」(Netflixにて配信中)や「イントゥ・ザ・ナイト」(Netflixにて配信中)で製作総指揮を務めたトメック・バギンスキー監督。脚本は『10クローバーフィールド・レーン』(16)でデイミアン・チャゼルと共に脚本を担当したジョッシュ・キャンベル&マット・スタッケンが担当。さらに『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(公開中)のアンディ・チェンがスタント・コーディネーター兼アクション・コーディネーターを務める。
日本での配給は東映が行い、中国と中東以外はソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・アクイジションが配給し世界各国での公開が予定されているが、公開時期は現時点で未定。続報に乞うご期待だ!
文/久保田 和馬