「第34回東京国際映画祭」コンペティション部門審査委員長はイザベル・ユペールに決定!
10月30日(金)~11月8日(月)に開催される「第34回東京国際映画祭」のコンペティション部門の審査委員長を、フランスの女優イザベル・ユペールが務めることが決定した。
一昨年のチャン・ツィイーに続き、女性の審査委員長となったユペールは、『レースを編む女』(77)で英国アカデミー賞新人賞、『主婦マリーがしたこと』(88)、『沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇』(95)でヴェネチア国際映画祭女優賞、『ガブリエル』(05)を含む全キャリアで、ヴェネチア映画祭特別獅子賞(生涯功労賞)、さらに『ヴィオレット・ノジェール』(78)、『ピアニスト』(01)でカンヌ国際映画祭女優賞など、多数の賞を受賞してきた名女優。第62回カンヌ国際映画祭では審査委員長を務めている。
ユペールは「東京国際映画祭は世界で最も重要な映画祭の一つであると、私は大いに尊敬してきました。素晴らしい文化と堂々たる映画史を誇る国、日本に再び迎え入れてもらえる喜びを感じています」とコメント。さらに「映画祭の成功をお祈りするとともに、他の審査員の皆さんと一緒に劇場で今年の入選作を拝見することを楽しみにしています」と期待を寄せている。本映画祭チェアマンの安藤裕康は「私たちの映画祭に大きな花を咲かせてくださるでしょう」とよろこびを言葉にした。全5名を予定しているその他の審査員については後日別途発表予定。
世界各地の映画祭で審査委員長を務めてきたユペールが、世界中から集められた珠玉のコンペ作品(全15作品)をどのように審査するのか。作品、そして映画祭へのコメント一つ一つに注目したい。
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審査委員長イザベル・ユペール、安藤チェアマンのコメント全文
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