「007」プレミアに登場のキャサリン妃、ドレス姿に絶賛の声!スターたちのファッションもチェック
現地時間9月30日から英国ほかで、10月から全世界で公開されるシリーズ第25弾『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(10月1日日本公開)のワールドプレミアが、聖地ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催された。気温16度、あいにくの雨交じりの天候のなか、5作品目にして今回が最後のボンド役となるダニエル・クレイグ、悪役を演じたラミ・マレック、ボンドガールを演じたレア・セドゥ、アナ・デ・アルマス、ラシャナ・リンチ、ベン・ウィショー、キャリー・フクナガ監督、オスカー受賞者ながら初めて同シリーズの音楽を手掛けるハンス・ジマー、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリなどがレッドカーペットを歩き、インタビューに応じた。
レッドカーペットの様子は「007」の公式Facebookでライブ配信されたが、出演者らが会場入りしたあと、7時前ギリギリに姿を現したのがウィリアム王子とキャサリン妃。2015年の『007 スペクター』のワールドプレミアにヘンリー王子と3人で登場した際には、キャサリン妃は、英国発ジェニー・パッカムの透け感溢れるドレス姿で登場。煌びやかなドレスのレア・セドゥら主演女優を食わないような地味目のペールブルーを選び、「オーガンジー素材が上半身の細さを強調している」といった辛口評価がありつつも、「女優越えの美しさ」と絶賛されていた。
今回も、ジェニー・パッカムのビスポークドレスをチョイスしたキャサリン妃だが、胸元が大きくVの字に開いた、ゴールドが煌びやかな透け感のあるケープドレスに、横顔がよりゴージャスに見えるアップヘアで登場。2019年にも着けていたインドとパキスタンにインスパイアされたブランド、Onitaaの煌びやかなイヤリングのワンポイントアクセに、アクアズーラのゴールドのパンプスと、レアな全身ゴールドの装いだった。ウィリアム王子も2015年と同じ蝶ネクタイでも、今回はベルベットのディナージャケットというさらにゴージャスな装いでレッドカーペットを飾り、ライブ中にも「最高のカップル」「OMG!息をのむ美しさ」「煌びやかでエレガントなドレスはキャサリン妃の最高傑作」「主演女優みたい」といったコメントが寄せられていた。
あとからチャールズ皇太子と登場したカミラ夫人は、長年にわたって故ダイアナ元妃やカミラ夫人のためにドレスをデザインしてきた、71歳のベテランデザイナー、ブルース・オールドフィールドの、スパークリングビーズが華やかなペールブルーのエレガントなビスポークドレスという装いで、4人そろってロイヤルの気品と存在感を見せつけた。
主題歌を歌ったビリー・アイリッシュと兄でプロデューサーのフィニアス・オコンネルも登場したが、「露出度が高いファッションで10万人のフォロワーを失った」と公言していたアイリッシュとあって、鉄板のブラックシャツ&パンツという装い。
クレイグはピンクベルベットのダブルのディナージャケットに蝶ネクタイ、セドゥは、ベリーショートヘアにルイ・ヴィトンの白とシルバーの煌びやかなケープドレス姿を披露。
全米オープンの女子シングルスで優勝し、メットガラでレッドカーペットデビューして以来、シャネル、アーデムと完璧なスタイルを披露しているテニス選手のエマ・ラドゥカヌは、アシンメトリックなネックラインが特徴の、煌びやかな白いディオールのドレスに、広告塔となったティファニーの数々のジュエリーを合わせたコーデでレッドカーペットを歩き、今回も絶賛されている。
文/JUNKO