キャサリン妃、「007」プレミアのゴールドドレスは故ダイアナ妃へのオマージュ？

チャールズ皇太子夫妻とウィリアム王子とともに、全世界公開に先駆けて、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催されたシリーズ第25弾『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』(10月1日日本公開)のワールドプレミアに出席したキャサリン妃。

「ハリウッド女優越え」とまでも言われた圧巻のオールゴールドファッション写真：SPLASH/アフロ

胸元が大きく開いたジェニー・パッカムのビスポークのケープドレスに、キャラメルカラーのゴージャスなアップヘア、Onitaaの煌びやかなイヤリングに、アクアズーラのゴールドのパンプスとレアな全身ゴールドの装いは、主演のダニエル・クレイグからも、「本当に素敵ですね」と絶賛され、「ハリウッド女優越えの息を呑む美しさ」「ゴージャスにしてロイヤルな気品を兼ね備えたキャサリン妃のファッションの集大成」と抜群の評価だったが、今回、出演女優陣にも引けを取らないほど煌びやかなドレスを選んだのは、故ダイアナ妃へのオマージュではないかと「OK！」など各メディアが報じている。

【写真を見る】キャサリン妃と対面したダニエル・クレイグ、「本当に素敵ですね」と絶賛！どこから見ても美しいゴールドドレス姿写真：SPLASH/アフロ

そのドレスとは、ダイアナ妃が、1985年公開の『００７／美しき獲物たち』のプレミアに出席していた時のもの。ドレスは、今回カミラ夫人が着ていた御用達の英国人デザイナー、ブルース・オールドフィールドのものだが、足元などに透け感のある煌びやかなシルバーのドレスで、Vネックにイヤリングだけのワンポイントアクセ使いが似ているようだ。背中が開いたデザインであることや、シルバーのクラッチバッグを持っていたこと、ゴールドのパンプスなど、オールシルバーではないといった違いはあるが、ダイアナ妃のファンらからも、「ネックラインやウエストラインの雰囲気などが、ダイアナ妃のドレスを彷彿させる」と指摘する声が寄せられている。

ロイヤルエキスパートのダンカン・ラーコンべは、「ケイトはすべてにおいて、ダイアナ妃を意識していますよ。様々な選択肢を与えられたなかで、ベストなものを選ぶよう大変な努力をしています。ダイアナ妃のレガシーを新たなボンド映画のプレミアにもたらすことは、とても素敵なことですね。ケイトはドレスを選択する時に、ダイアナ妃が着ていたものをチェックしているはずですが、最終的には自分のスタイルは自分で決めているはずです。今回の装いは、いままでになかったものですが」と語っている。

キャサリン妃は、これまでもダイアナ妃にオマージュを捧げたファッションを披露してきた写真：SPLASH/アフロ

またファンらからは、今回ゴールドを選んだことについて「まったく同じシルバーでは芸がないし、ボンドガールのレア・セドゥがホワイトとシルバーのドレスだったから、かぶらないように意識はしてると思う」といった声や、「コロナに英王室問題といろいろあったし、ベルベットのディナージャケットのウィリアム王子とともに、キャサリン妃はいままで目立ちすぎると思って避けてきたゴールドで、新たなステップを踏み出したのでは？」といった推測の声も寄せられている。

先日、ヘンリー王子と一緒にワクチン接種の平等性を訴えてニューヨーク入りしたメーガン妃も、故ダイアナ妃が愛用していたレディディオールのバッグで、オマージュを捧げていると報じられていた。

文/JUNKO