ラミ・マレック、キャサリン妃にルイ王子らのベビーシッターをオファー!?
『ボヘミアン・ラプソディ』(18)でフレディ・マーキュリーを演じ、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(公開中)で悪役を務めるオスカー俳優のラミ・マレックが、なんとキャサリン妃の子どもたちのベビーシッター役をオファーしていたことがわかった。
現地時間8日の全米公開に先駆けて、「国際ジェームズ・ボンド・デー」と決定した現地時間10月5日、米ABCのトーク番組「ジミー・キンメル・ライブ!」にオールブラックの装いで出演したマレック本人が明らかにしたもの。
マレックは、現地時間9月28日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われた『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のワールドプレミアに、ロイヤルファミリーであるチャールズ皇太子夫妻、ウィリアム王子やキャサリン妃が出席し、キャストら1人1人と会話したことに触れ、どんな内容だったかについて問われると、「本当に特別なイベントでした。ボンド映画ならではですね。でも2019年2月に英国アカデミー賞の授賞式でロイヤル・アルバート・ホールに行って、プリンセス・ケイトとプリンス・ウィルには会っているんです」。この授賞式が行われたのは、2018年4月に第3子となるルイ王子が誕生した10か月後のこと。
「とにかく過去の作品やキャストなども勉強されたうえで、正装してみんなと話すのは大変なことだと思います。僕はプリンセス・ケイトを見て、『お疲れでしょう?』と言ったら、『なぜですか?』と聞かれ、『お子さんが生まれたんですよね?』と答えたので、驚いていたと思います。それでも『お元気ですか?』と聞いてきたので、『あなたこそどうですか?』と聞き返したんです」とキャサリン妃との会話を明らかに。
「言葉選びにとても慎重で、エレガントで、ロイヤルでプロフェッショナルな受け答えをしてくれますが、プリンセス・ケイトは不意を突かれたんじゃないかと思います。『そうですね、子どもがいると、いろいろやることがあります』と答えてくれたんです。一番面白かったのが、『もしお休みしたかったら、私がお手伝いします』って言ったら、『どういう意味ですか?』と聞かれたので、『僕がベビーシッターをするので、お2人は出かけて楽しんでください』と言ったんです」と笑いながら答えた。
マレックの話しぶりからは、このキャサリン妃との会話がいつ行われたものなのかが明確でなかったためか、キンメルが、「ちょっと聞きたいんだけど、それって『007』試写の前に話したんですか?それともあと?」と聞いたところ、英国アカデミー賞の時のものだったと判明。「そりゃそうですよね、『007』の試写を観た後に、(悪役を演じているマレックに)ベビーシッターを頼む人はいないよね」と観客の笑いを誘ったが、キャサリン妃の反応については触れなかった。
ウィリアム王子とキャサリン妃は公式Twitterで『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を絶賛しているが、実際にマレックは、「試写の時、僕は2人の後ろに座っていて、ウィリアム王子のリアクションを見ていたんです。ボディランゲージでわかることがあると思いますが、彼らは映画を気に入ってくれていると感じました」と「E!」のインタビューで語っている。
文/JUNKO