マントをまとったスパイディ参上!“もしも”の世界を描く「ホワット・イフ…?」のマーベルフィギュアがおもしろい
話題の映画や映像作品から思わず欲しくなるフィギュアをご紹介。今回は、“ありえたかもしれない世界線を描く”Disney+(ディズニープラス)にて配信中のマーベルアニメで、シーズン1が完結したばかりの「ホワット・イフ…?」のアイテムを集めてみた。
もしも、キャップが…の世界線を表現したアイテムたち
クオリティの高さはお墨付きのホットトイズ社のアイテム「テレビ・マスターピース」シリーズのアイテムから、まずは「『ホワット・イフ…?』1/6スケールフィギュア ヒドラ・ストンパー&スティーブ・ロジャース(2体セット)」をご紹介。
第二次世界大戦時、スティーブ・ロジャースを被験者としたスーパーソルジャー計画の実験が行われるも、スパイの妨害によりスティーブは負傷。代わりにペギー・カーターが超人血清を投与し、キャプテン・カーターとしてヒーローの道を歩むことに…という物語が綴られた第1話「もしも...キャプテン・カーターがファースト・アベンジャーだったら?」でペギーをサポートすべく、ヒドラ・ストンパーに乗り込み戦うスティーブを立体化したアイテムだ。
全高約56cmの1/6スケールのフィギュアとして立体化されたヒドラ・ストンパーは、限られた可動箇所にすることで、ディテールをより精密に再現。モスグリーンのカラーリングが特徴的なアーマーは、重厚な金属の質感にこだわった塗装と細かな汚れや傷などのウェザリングが施されているだけでなく、右腕の機関銃、背面のスラスター、ボルトの接合部など、細部に至るまで精巧に仕上がっている。
コックピットのハッチは開閉でき、スティーブを搭乗させることが可能で、さらに眼部と胸部のアーク・リアクターには青く発光するLEDライトアップギミックまで搭載。付属の専用台座を使用すれば、飛行状態を再現可能というすぐれものだ。
またスティーブは全高約28cm、30か所以上が可動するハイエンドな仕様で立体化。新規造形となるヘッドは、皮膚の質感や皺、髪型といった細部まで再現すべく、ハンドペイントで塗装されている。コスチュームは、グリーンのフライトスーツ、中に着たセーター、バックパック、ブラックのミリタリーブーツと、ディテールや素材にこだわり抜かれている。多彩な差し替え用ハンドパーツを用いれば、劇中の様々なシチュエーションを演出できる。
同じく第1話からはスーパーソルジャー化したペギーを全高約29cm、28か所以上の可動でフィギュア化した「【テレビ・マスターピース】『ホワット・イフ…?』1/6スケールフィギュア キャプテン・カーター」もラインナップされている。
新規造形のヘッドは、こちらも一つ一つハンドペイントで塗装が施され、メイクや皮膚の質感、髪型などを完全再現しており、精悍な顔つきがクール。ブラウンのカーリーヘアは、パーツを差し替えることで、動きまで表現できてしまう。
ペギーはイギリス出身のSSR(戦略科学予備軍)に所属する女性士官ということで、ユニオンジャックが目を引くコスチュームは素材の質感、細かなあしらいなどこだわりが満載。シールドに、剣、ピストルと武器も充実しており、差し替えハンドパーツと共に数々の場面を再現できる。
ゾンビだらけになった世界を生き延びるスパイディ
また、ゾンビであふれた世界を舞台に、ヒーローたちが生き残りをかけてゾンビたちに挑んでいく第5話の「もしも...ゾンビが出たら?」からは、 ドクター・ストレンジのマントを身につけたゾンビハンター・スパイディを立体化した「【テレビ・マスターピース】『ホワット・イフ…?』1/6スケールフィギュア ゾンビハンター・スパイディ」が登場。
全高約30cm、30か所以上が可動するこのアイテム。マスクを着用したヘッドは、新規で開発されており、3種の眼部パーツを差し替えることによって、スパイダーマンらしいユニークな表情を演出できる遊び心がナイス。赤と青のスパイダースーツから、シンボルであるクモのマーク、両手首のウェブ・シューターに加え、今作ならではの浮遊マントまで作り込まれたコスチュームは、スーツとマントの質感の差など、随所にこだわりを感じられる仕上がりに。マントはマグネットで着脱できるだけでなく、ワイヤーが内臓されているため、動きをつけるのもお手の物だ。
アクセサリーとして、多彩な形状のスパイダーウェブや、ウェブの先に取り付けることで展開状態が再現できるエフェクトパーツも付属。台座は、作品のロゴなどがデザインされた特別仕様で、自由にフィギュアの保持位置を変更できるフレキシブル・ピラーを採用しているので、ウェブ・スウィングする姿など、スパイダーマンらしいアクションシーンを数多く楽しむことできるのもうれしい。
“もしも”の世界を描いた「ホワット・イフ…?」ならではの、映画版とは異なるユニークなアイテムの数々を、作品と共に楽しんでみてはいかがだろうか。
文/サンクレイオ翼