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監督デビュー50周年!クリント・イーストウッド『クライ・マッチョ』日本版予告&ポスター披露

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監督デビュー50周年!クリント・イーストウッド『クライ・マッチョ』日本版予告&ポスター披露

半世紀以上に渡り一線で活躍を続ける名優にして、『許されざる者』(92)、『ミリオンダラー・ベイビー』(04)で監督として2度のアカデミー賞に輝くクリント・イーストウッド。彼の監督デビューから50周年となるアニバーサリー作品『クライ・マッチョ』(2022年1月14日公開)の日本版予告とポスターが解禁された。

本作はイーストウッドが監督、主演、製作を担う、落ちぶれた元カウボーイと少年の旅を描いた感動ドラマ。元ロデオスターのマイク(イーストウッド)は元雇い主からメキシコで暮らす息子ラフォ(エドゥアルド・ミネット)を誘拐して連れ戻すように頼まる。犯罪スレスレの仕事を引き受けたマイクは、親の愛を知らない生意気な不良少年とアメリカ国境への旅を始めることとなる。

このたび解禁された予告冒頭では、『アウトロー』(76)、『ペイルライダー』(85)などの映像をバックに、これまでにイーストウッドが監督、出演した傑作のタイトルが紹介され、彼のキャリアの偉大さを改めて痛感させられる。そして、彼の40作目となる本作は人生の岐路に立たされた男と少年の旅を通して、生きる上で必要な[強さ]とは何かを語りかけてくる。「すべてを手に入れた気になるが、ある日その無意味さを知る」「だが俺は変えようと思う。これからの人生のために」という言葉は、イーストウッドが語るからこその重みを感じさせるというものだろう。


また、同時解禁となった日本版ポスターには、カウボーイハットにウエスタン・ルックのマイクと、ラフォ役に抜擢されたメキシコの新星ミネットが相棒のニワトリ(闘鶏)のマッチョを連れて荒野を歩む姿が。「今こそ、本当の強さの意味を問う」のキャッチも入り、イーストウッドの集大成となる本作に期待が高まるビジュアルに仕上がっている。

40 年前から検討されていた原作の映画化に、イーストウッドが満を持して向き合ったという本作。御年91歳になる彼の新たなマスターピースを見たくて心がはやる。

文/入江奈々

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