福原遥、人見知り時代を告白。声優デビューのディーン・フジオカは「永遠のルーキーです!」と笑顔で挨拶

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福原遥、人見知り時代を告白。声優デビューのディーン・フジオカは「永遠のルーキーです!」と笑顔で挨拶

福島県いわき市を舞台に、フラガールとなった主人公と仲間たちの絆と成長を描くオリジナルアニメ『フラ・フラダンス』(12月3日公開)の完成披露試写会が11月3日にイイノホールで開催され、福原遥、美山加恋、富田望生、前田佳織里、陶山恵実里、山田裕貴、ディーン・フジオカ、水島精二総監督が登壇。スパリゾートハワイアンズのダンシングチームによる生フラダンスが披露され、福原は「本当に感動した。フラダンスのパワー、人を明るくしてくれるエネルギーって本当にすてきだなと感じました」と感激しきり。本作で声優デビューを果たしたディーンは「このたび声優デビューしました!新人、ディーン・フジオカです」と笑顔で挨拶。会場を盛り上げた。

『フラ・フラダンス』の完成披露試写会が開催された
『フラ・フラダンス』の完成披露試写会が開催された

「鋼の錬金術師」や「機動戦士ガンダム00」の水島精二が総監督を務め、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」『きみと、波にのれたら』(19)の吉田玲子が脚本を担当した本作。

「アロ〜ハ!」と挨拶
「アロ〜ハ!」と挨拶

美山は「実は私も3歳の時からフラダンスをやっていて、すごくこの作品と縁を感じている。踊りたくなっちゃうくらいテンションが上がっております」とにっこり。富田は「私は、スパリゾートハワイアンズがある福島県いわき市出身です。こうして自分の地元や小さいころからよく遊んでいたハワイアンズ…」と切りだすと、思わず感涙。声を震わせながら「フラガールという、私が初めて憧れを持った女性が注目される映画。こうして完成をご報告する日ができて本当にうれしい」と語り、大きな拍手を浴びていた。

「永遠のルーキーです」と笑顔を見せたディーンは、「こんな新人が、こんなにすばらしい作品にデビューのきっかけを作っていただいた。福島生まれということもあり、声優キャリアの第一歩目、かつ福島生まれの人間としてもとても思い出に残る、意味のある作品に参加できた。ここにいる皆さんと一緒にお祝いできること、この作品に祝福を送れることをとても光栄に思います」としみじみと語っていた。

福島生まれということもあり、感慨深けだったディーン・フジオカ
福島生まれということもあり、感慨深けだったディーン・フジオカ


また水島総監督の大ファンだというのが山田で、「バイトをしながら養成所に通っていた」という時代に、水島監督の「機動戦士ガンダム00」を観ていたという。「主人公が“戦うって本当に大事なのか”ということと向き合いながら、生きて未来を切り開いていくアニメ。東京に来て、一人でこれから戦っていかなくてはいけないんだという力をもらった。『機動戦士ガンダム00』から燃え上がるようなパワーをいただいた。僕がここまでやってこられたのは、水島監督のおかげ」と心を込めると、水島総監督も「ありがとうございます。いろいろな人に届いてほしいと思って作った作品」とうれしそうに語っていた。

新人時代の奮闘が描かれる映画にちなみ“新人時代の失敗”について聞かれると、福原が「小さなころは人見知りだった」と告白するひと幕も。「小学校1年生の時からお仕事をさせていただいているんですが、スタッフさんの目もあまり見られないくらいだった。その時にやらせていただいていた番組のスタッフの皆さんが、緊張しないように、人見知りをしないようにと、遊ぶ時間やコミュニケーションを取る時間を作ってくださった。そこから心を開いて話せるようになった」と人との絆のおかげで苦手なことを克服できたことを明かしていた。

取材・文/成田 おり枝


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