大黒摩季、名曲「リスペクト」を熱唱！ガンバレルーヤのなりきりぶりにも太鼓判

アカデミー賞とグラミー賞W受賞のジェニファー・ハドソン主演映画『リスペクト』(11月5日公開)の公開記念イベントが11月4日にTOHOシネマズ日比谷で開催され、アーティストの大黒摩季と芸人のガンバレルーヤのまひるとよしこが登壇。3人は本作のタイトルにもなっている名曲「リスペクト」を熱唱し、観客を魅了した。

ジェニファーが演じるのは、ローリング・ストーン誌が選ぶ「史上最も偉大な100人のシンガー」の第1位にも選ばれたソウルの女王アレサ・フランクリン役。今回の映画化にあたり、アレサ本人が生前にジェニファーを指名したそうだ。

イベントでは、最初にジェニファーになりきったガンバレルーヤが登場し、「リスペクト」のサビのみを熱唱。歌い終えたよしこが「さっき撮影してクランクアップしてきたので、“撮って出し”と言うのかな」と言うと、まひるも「さっき撮り終えました」とうなずき、会場から笑いが起こる。

まひるが「日本へ来てからちょっと寒暖差が…」とつぶやくと、よしこも「日本は食べ物がおいしすぎて、ドレスが入らなくなっちゃった」と、リボンを足して結んだドレスの後ろ姿を披露し、会場を笑いに包んだ。

その後で大黒が、一夜限りのスペシャルライブを行うことに。「リスペクト」をフルで歌いあげると、会場が熱気に包まれた。まひろが「すごかったです」と興奮しながら言うと、よしこも「鳥肌が立ちました」と称える。大黒もそれを受け「2人もイケてたよ」とねぎらった。

また、よしこが「子どものころからカラオケで大黒摩季さんの曲をカバーさせていただいてたので、生で聴けて、めちゃくちゃうれしかったです」とファン目線で喜ぶと、大黒は「1回歌っていただけると4円入ってくるんです。食べさせていただいてありがとうございます」と笑顔を見せた。また、2人の歌について大黒は「気持ちがちゃんと声に出るのは歌手の第一歩です」と称えた。

アレサ・フランクリンをリスペクトしているという大黒は映画『リスペクト』について「ジェニファーのほうが透明感があって、ハイトーンが抜けていく。アレサは中域から下が強い。種類の違う歌い手だけど、最後にジェニファーがアレサを超えていく。本当にすごいです」と絶賛する。

よしこは「私はサクセスストーリーが大好きで、この映画からも勇気をもらえます。自分がやりたいことを主張していこうと思いましたし、自分の生き方を見直せたというくらい熱い気持ちになれました」とプッシュすると、まひるも「私たちのコンビ名『ガンバレルーヤ』にぴったりの映画。頑張ろうって強い気持ちになれる映画でした」とアピールした。

取材・文/山崎伸子