キャサリン妃、100%リサイクルの装いでウィリアム王子とグラスゴー入り
子どもたちの学校のハーフタームに、一家で束の間のバケーションを楽しんだウィリアム王子とキャサリン妃が、現地時間11月1日から開催されているCOP26のディナーイベントでホストを務めるため、グラスゴー入りした。
現地時間10月17日には、地球環境問題への取り組みの一環で、2018年にウィリアム王子が創設した第1回アースショット賞の授賞式が開催され、長年愛用していたランドローバーではなく、アウディの電気自動車で会場入り。ウィリアム王子は2019年に着ていたグリーンのベルベットのジャケット、キャサリン妃も、10年前に英国アカデミー賞(BAFTA)のイベントでも着用していたアレキサンダー・マックイーンのライラックカラーのロングドレスと、着回しでエコを徹底していた2人。
今回、ガールスカウトとボーイスカウトのメンバーと共に、屋外で地球環境問題について語り合ったウィリアム王子は、家族旅行の時とほぼ同じ、鉄板の紺のズボンに茶のスウェードの靴、ブルーのワイシャツという装いだが、セーターはエコカラーのグリーンをチョイス。またキャサリン妃は、緩やかなウェービーヘアに、過去に何度も着用しているシーバイクロエのマウンテンブーツと黒いタートルネック、黒いスキニージーンズという装いで、ここまではこれまでと同様の着回しファッションだが、今回初めて見るエコカラーを意識した緑系カーキのベストは、デンマーク発ガニーのものだ。
デンマーク人の夫婦が立ち上げた同ブランドは、環境に配慮した素材やアップサイクルの生地を積極的に取り入れ、環境問題などの社会的使命を追求し続けており、この255ポンド(約4万円)のベストも、100%リサイクルのポリエステルを使用している。アースショット賞の授賞式では、エマ・ワトソンがアップサイクルな装いでグリーンカーペットを歩いたが、キャサリン妃も、これまでの着回しからさらに経済と環境問題を支える進化を遂げており、今後の装いも注目されている。
文/JUNKO