マーベル映画、ヒットの秘訣は“放任主義”!?ジェームズ・ガン監督が裏側を明かす!
シリーズ累計興行収入全世界No.1を誇る「アベンジャーズ」のマーベル・スタジオ最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』が、5月12日(金)に公開を迎える。この度、前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14)に続いて銀河のはみ出し者たちの冒険をハイテンション&コミカルに描いたジェームズ・ガン監督が、制作秘話を明かした!
映画を撮り終えて、ガン監督は「自分のやり方を許してくれたマーベル・スタジオに、とんでもなく感謝しているよ!」と興奮気味に振り返っている。「この作品で、マーベルからの提案はまったくなかったんだ。基本的に“ノー”と言われることはなかった。もし意見が対立することがあっても、彼らは僕のやり方でやらせてくれたんだ」と、マーベル・スタジオからの“放任主義”の特権を得ていたという。
莫大な費用のかかる超大作では、たとえ監督であってもスタジオから興行成績を見込める設定や描写などを要請されることも多いが、今作に関しては、マーベル・スタジオが一切口を挟まず、監督を全面的にバックアップしたようだ。
「僕は自分の人生で初めて、自分がやりたいことをそのままやることができた。ほとんどなんでもやれるくらいの予算があってね。だから初めてスクリーンに自分のイマジネーションを完全に描くことができたんだ」。純度100%の作品に仕上がったことが大満足のガン監督だが、前作を成功に導いたその手腕に、スタジオも絶大な信頼を寄せているに違いない。
さらに、本作の“ガーディアンズ”たちは2018年公開予定の『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』で「アベンジャーズ」シリーズへ参戦する。ガンはこの作品にプロデューサーとして関わっているが、「ガーディアンズたちが無理なくアベンジャーズへ参戦し、マーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)全体が正しくまとまるように手助けしている」という。
「ガーディアンズがアベンジャーズにどう関わるか、そしてどれくらい大きな役割を果たすのかを(マーベル・スタジオのトップである)ケヴィン・ファイギとかなり話したよ」。ファイギはMCUのすべてを掌握している存在だけに、ガーディアンズたちの活躍もかなり期待できそう!
今後のMCUの展開も気になるところだが、まずは、マーベル・スタジオから“放任主義”が許されているジェームズ・ガン監督の最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』をチェックしてほしい!【Movie Walker】