ポール・マッカートニーのドキュメンタリーシリーズが誕生!『マッカートニー 3,2,1』ディズニープラス「スター」で配信

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ポール・マッカートニーのドキュメンタリーシリーズが誕生!『マッカートニー 3,2,1』ディズニープラス「スター」で配信

ポール・マッカートニーのキャリアを振り返るドキュメンタリー・シリーズ『マッカートニー 3,2,1』が12月22日(水)よりディズニープラスの新コンテンツブランド「スター」にて独占配信されることが決定した。

【写真を見る】ポールが自らのキャリアを振り返る!ジョン、ジョージとの出会いのエピソードも披露
【写真を見る】ポールが自らのキャリアを振り返る!ジョン、ジョージとの出会いのエピソードも披露[c]2021 MPL Communications, Inc.

本作は、ポールが伝説のプロデューサー、リック・ルービンを迎え、楽曲にまつわる制作秘話を一対一のインタビューで語る6話構成のドキュメンタリー・シリーズ。リックはDef Jam Recordingsの創始者にして、近年ではプロデュースを務めたアデルの『21』が第54回グラミー賞を最多6部門受賞するなど、現代で最も成功している音楽プロデューサーの一人だ。

各エピソードで取り上げられるのは、ザ・ビートルズ時代の革新的な作品群、70年代のアリーナロックを象徴するウイングスとしての活動、そして50年にも及びいまだに続く彼のソロアーティストとしての活躍など多岐にわたる。ポールとリックの親密な会話を通して、私たちの人生のサウンドトラックとして存在している象徴的な楽曲に関する曲作りの話、影響力、そして個人的なエピソードが掘り下げられていく。

予告映像では、ザ・ビートルズの「カム・トゥゲザー」「オール・マイ・ラヴィング」や、ポール・マッカートニー&ウイングスの「バンド・オン・ザ・ラン」などを聞きながら、2人で語り合う姿が散りばめられている。ポールは、ジョン・レノン、ジョージ・ハリソンとの出会いについて語っているほか、ギターやドラムを演奏している姿も捉えられており、モノクロのミニマルな映像によって、楽曲と2人の会話により集中することができる。また、「ポールは革新的なベーシスト。今のベース演奏の半分は彼のパクリだ。偉大なミュージシャンだ」と、ジョンがポールへの称賛をつづったメッセージを読むと、「本当に?初耳だ、うれしいね」と笑みを受かべる姿もシーンも印象的だ。

監督は、第86回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた『キューティー&ボクサー』(13)のザッカリー・ハインザーリングが務め、ポールとリックは製作総指揮も兼任している。


ピーター・ジャクソン監督の『ザ・ビートル ズ:Get Back』(11月25日~27日)配信スタートまであと3日と迫る中、ポールが自身の楽曲について語り尽くす『マッカートニー3,2,1』も配信決定が発表。両作品を堪能して、ザ・ビートルズの歴史、更には音楽史の理解を深めたい。

文/タナカシノブ

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