美術館訪問のキャサリン妃、アート見学にふさわしいレトロなブラウスで登場
エリザベス女王の従妹にあたるアレクサンドラ王女の孫フローラ・オギルヴィが、イギリスの国立博物館、ヴィクトリア&アルバート博物館のアンバサダーに就任したことを発表。その翌日、同美術館で現地時間2022年5月8日まで開催されている展示「Fabergé in London: Romance to Revolution」を、キャサリン妃が訪問した。
昨今の公務では、シンプルなツートンカラーの装いが定番のキャサリン妃だが、「Hello!」などによれば、この日はポニーテールスタイルで黒いパンツに金のバックルベルト、139ポンド(約2万1000円)のラルフローレンの赤、グリーン、ネイビーのペイズリー柄ブラウスに、鉄板のネイビーのスウェードパンプスという装い。イギリスでは新型コロナウイルスの新変異株の影響などにより、再び公共機関や屋内などでのマスク着用が義務付けられており、キャサリン妃もパンツに合わせた黒いマスクを着用していた。ホリデーシーズンに相応しい、また展示のテーマに合わせたレトロでアーティスティックなファッションは今回も大好評で、ブラウスはネットで完売したようだ。
今回の展示は、当時ロシア王室御用達だったロシア人の金細工師ピーター・カール・ファベルジェによって製作された、宝石で装飾した金製の卵型の飾り物など、200点以上のレトロな展示品を鑑賞できるもの。その中には、英王室が所有するインペリアル・イースター・エッグ、1910年製作のコロネイド・エッグ、1914年製作のモザイク・エッグ、1901年製作のバスケット・オブ・フラワーズ・エッグなども含まれている。
ウィリアム王子夫妻の公式Instagramには、キャサリン妃が展示品を食い入るように見つめている写真などが掲載されているが、大学でも美術史を専攻するなどアートに造詣が深いキャサリン妃について、同美術館のキュレーターは「キャサリン妃は知識も豊富でしたが、会話の中で『どうやってこのように作り上げたのでしょう』とたくさんの疑問があり、非常に教養と好奇心のある方です」と語っている。
5月には、現地時間の12月末まで開催される「不思議の国のアリス」をテーマにした展示「Alice: Curiouser and Curiouser」を訪れたキャサリン妃。こちらはすでにチケットはほぼ完売、今回の展示も予約制で、1月までほぼ予約は埋まっているそうだ。
文/JUNKO