タイムリープ・ホラー『ラストナイト・イン・ソーホー』甘美なダンスシーンの映像マジックに目を奪われる…!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
タイムリープ・ホラー『ラストナイト・イン・ソーホー』甘美なダンスシーンの映像マジックに目を奪われる…!

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タイムリープ・ホラー『ラストナイト・イン・ソーホー』甘美なダンスシーンの映像マジックに目を奪われる…!

鬼才、エドガー・ライト監督の4年ぶりとなる最新作『ラストナイト・イン・ソーホー』(12月10日公開)より本編映像が到着した。

【写真を見る】エドガー・ライト監督が演出!驚異のダンスシーンを映像でチェック
【写真を見る】エドガー・ライト監督が演出!驚異のダンスシーンを映像でチェック[c] 2021 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED

本作は、『オールド』(21)のトーマシン・マッケンジーと「クイーンズ・ギャンビット」のアニャ・テイラー=ジョイが競演するタイムリープ・サイコ・ホラー。現代と60年代という2つの時代のロンドンに生きる女性たちが、ある恐ろしい出来事をきっかけにそれぞれが抱く“夢”と“恐怖”をシンクロさせていく姿を描く。現代でファッションデザイナーを夢見るエロイーズをマッケンジー、60年代で歌手になりたいと願うサンディをテイラー=ジョイが演じる。

このたび解禁された本編映像は、サンディと界隈を取り仕切るマネージャーのジャック(マット・スミス)による60年代ソーホーでのダンスシーンからスタート。夢を通じてタイムリープするエロイーズがいつの間にかサンディと“シンクロ”していき、最後にはサンディ、エロイーズ、ジャックの三者で華麗なダンスを披露する様子に目を奪われる。そんな甘美な夢の始まりを予感させるシーンをグラハム・ボンド・オーガニゼーションの「Wade In The Water」のナンバーがセクシーに彩っている。

テイラー=ジョイは「私たちはカメラの前ではとてもエレガントに見えますが、映っていない時は全く別の話です(笑)。とても楽しかったわ。シーンの大半は実写撮影だったので画角内にいない時は、それぞれがカメラの後ろを必死に走っていた(笑)。極端に言うと、撮影したシーンよりも、舞台裏の様子のほうが好きかもしれないわね」とコメント。

またライト監督は「(このダンスシーンでは)マット・スミスの功績も話しておかないといけない。ステディカムで撮った長回しのシーンですが、彼が最初から最後まで画面の中心にいることで成り立っている場面だから。カメラオペレーターのクリス・ベインズは、誰よりも広い範囲を追っていてカメラを持って他の人の 2 倍は走り回った。それから、私たちの最高な撮影監督のチョン・ジョンフン…!追加で光を当てようと鏡を持って走っていましたが、誰よりも大回りで走らなければいけないことに気がつき、2 テイク後には疲れた様子で『ノー』と言っていましたね(笑)」と撮影を振り返った。


ホラーの帝王スティーヴン・キングが「捻りの効いたタイムトラベル。この作品は特別だ」とTwitterで投稿しているほか、監督や批評家たちからも高く評価するコメントが寄せられている本作。同じ場所で異なる時代を生きる二人が出会ったとき、果たして彼女たちに何が起きるのか?ライト監督が60年代ロンドンとホラー映画への愛を込めて贈る、魅惑的なエンターテインメントに期待しよう。

文/足立美由紀


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