乙葉「ユーモアがあるって大事」ノンスタ石田「パパとしては涙なしには観られない!」『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』親子試写会で、共感寄せる

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乙葉「ユーモアがあるって大事」ノンスタ石田「パパとしては涙なしには観られない!」『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』親子試写会で、共感寄せる

第90回アカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされた『ボス・ベイビー』(17)の続編となる『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』(12月17日公開)。MOVIE WALKER PRESSプレゼンツ『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』親子試写会が12月11日にスペースFS汐留で開催され、乙葉、石田明(NON STYLE)、中田理智、新津ちせが登壇した。乙葉が「毎日笑い転げています」と家庭の様子を明かし、夫の藤井隆がオリジナルソングも作ってくれるという。「歌は毎日生みだされて、歌っています」と続けると、石田が「歌が生まれるということは、ダンスも生まれていますよね」と楽しそうに語った。

歌が毎日生みだされる家庭だという
歌が毎日生みだされる家庭だという

前作の25年後の世界を舞台に、すっかり大人になったボス・ベイビーと兄ティムの前に、「悪の天才博士が世界征服を企んでいる」という情報をキャッチしたベイビー社から派遣されてきた“ボス・レディ”が登場。“ボス・レディ”が疎遠だった2人を潜入捜査に向かわせ、彼らが史上最大のミッションに挑む姿を描く。

クリスマスシーズンにぴったりの映画となることから、理想のクリスマスの過ごし方を聞かれた一同。乙葉は「家族でケーキを食べたり、オリジナルソングを作って歌えたらいいなと思います」と希望。「歌はみんなで共作したり、基本的には夫が作ってくれると思います。歌は毎日生みだされて歌っています」とにぎやかな家族の様子を明らかにした。

【写真を見る】乙葉、シースルーの赤ワンピースで登場!「毎日笑い転げています」家庭の様子を紹介
【写真を見る】乙葉、シースルーの赤ワンピースで登場!「毎日笑い転げています」家庭の様子を紹介

劇中で描かれるティムの一家も、「明るい家庭」と印象を語った乙葉。本作を通して「明るさ、ユーモアがあるってすごく大事なこと。子どもたちの自己肯定感や前向きな姿勢を持つことにもつながったり、兄弟が喧嘩をしてもまた絆を取り戻せるという基盤になるのは明るさだと思う。すてきだなと思いました」と改めてユーモアの大切に気付かされたという。

それぞれが、自身の家族についてエピソードを披露したこの日。石田は、劇中でティムの娘、タビサが親離れしようとしている姿を見て「胸が苦しくなった」と告白。「パパとしては食らってしまう。うちの娘たちは4歳になって。最近は僕のほっぺへのキスをかわすようになってきた」と自身も娘からキスを拒まれることがあるそうで、「涙なしでは観られなかった」とティムに共感しきり。

新津が「タビサがだんだんお父さんから親離れしていくのは、私もわかる。お母さんも私も単独行動をしたりする。この映画を観ると、お父さん、お母さんに甘えてみるのもいいかなと思った」と娘としての気持ちを語ると、石田は「ちせちゃんがめちゃめちゃ大人になった。うれしいようなさみしいような…」と前作でも共演した新津の成長に目を細めていた。

石田明はボス・ベイビーとダンス!
石田明はボス・ベイビーとダンス!

また子育てのモットーを紹介することになると、乙葉は「我が家では、生まれた時から個人として尊重することを大切にしている。子どものことを否定せず、やりたいこともすべて応援してあげたい」、石田は「みんなが笑っているのが正解。“全員で笑おう”という感じで過ごしています」とコメント。一方、中田と新津には「両親に直してほしいことは?」との質問があがり、中田は「うちの母親は仕事がテキパキとできてすごいと思う。ただ出先に車を忘れて帰ってくることがあって、次の日に『車がない!』と言っていた。そういうことはやめてほしい」と母親のお茶目な一面を披露し、会場の笑いを誘った。

新津は「父も母も全部いいところばかり。大好きなんですが…」と口火を切りつつ、「父には、かくれんぼのセンスを磨いてほしい。家でかくれんぼをするんですが、父は簡単に見つけられるところに隠れる。でもすぐに『みーつけた』と言ったらプライドを傷つけてしまうし、かくれんぼが終わってしまうので、『どこかな?』と見逃して、それを3回くらい繰り返してから『みーつけた』と言います。もっと見つからないところに隠れてほしい」と願い、周囲を笑わせていた。

取材・文/成田おり枝


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