福原遥の「お口がお子ちゃま」発言に、ディーン・フジオカがツッコミ！『フラ・フラダンス』舞台挨拶

福島県いわき市に実在する「スパリゾートハワイアンズ」のフラガールたちの奮闘を描くオリジナル長編アニメーション映画『フラ・フラダンス』の公開御礼舞台挨拶が12⽉11⽇に新宿バルト9で開催され、福原遥、ディーン・フジオカ、総監督の水島精二が登壇。コーヒーとようかんにまつわるクロストークが大いに盛り上がりを見せた。

『フラ・フラダンス』はフラを仕事に選んだ新⼈ダンサーたちの絆と成⻑を描く感動作。福原をはじめ、美山加恋、富田望生、山田裕貴、ディーン・フジオカなど実力派俳優が声優として参加し、総監督を「鋼の錬金術師」や「機動戦士ガンダム00」の水島精二が務めた。

SNSで「感動した」というコメントがたくさん書き込まれている本作。福原も「Instagramに『感動したよ』『仲間や家族を大切にしようと思いました』『頑張るすてきさを感じました』などと書かれていますが、私自身も勇気づけられて、この作品に関われて良かったなと。毎回感想を見るのも楽しみにしてます」と喜びを語った。

ディーンも「福原さんがおっしゃったことがすべてです」とうなずき「やっぱり僕たち作り手と受け手側って2つで1つみたいなところがありますよね。反響をいただくから、新しいエネルギーやインスピレーションにつながるし。まさに自分が勇気や、夢に向かって頑張っていこうというエネルギーをもらったりしてるんだなと」と感謝した。

続いて、本作にちなみ、最近成長したことについてクロストーク。福原は「この間まで、お口がお子ちゃまといいますか…わさびとか」と言いかけると、ディーンは「そっちか！味覚がね。お口がお子ちゃまってかわいいですね」とツッコみ、会場から笑いが起こる。

福原はハニカミ笑顔で「はい。舌がお子さまで。コーヒーも飲めなくて。でも、最近徐々にコーヒーもミルクを入れたらだんだん飲めるようになっていったし、わさびもどんどん慣れていって、舌が成長したなと思います。いずれはカッコよくブラックで飲みたいです」と語った。

コーヒーについて振られたディーンは「僕はブラックでしか飲まないです」と言うと、水島総監督も「カッコいい！」とうらやむ。ディーンは「エスプレッソとかも飲みます。エスプレッソは、砂糖を食べるために飲むみたいな。もちろんようかんとかと。ようかんというノイズの少ない“サプリ”があるんですよ。伝統的なサプリが」と大好きなようかんについて熱く語ると、水島総監督も「サプリ！」と大ウケしていた。

最後にディーンが『フラ・フラダンス』について「自分にとって新しいスタートとなった作品です。声優としてデビューさせていただいて、かつ生まれ故郷の福島を舞台にした特別な作品になってます。きっとみなさんのハートの柔らかい部分に響くんじゃないかなと。柔らかい気持ち、まるでようかんのような気持ちになれます」と、ようかんオシのコメントを入れ込み、会場の笑いをとる。

この日、水島が2人にようかんをプレゼントしたそうで、福原も「早く水島さんにいただいたようかんを食べたくなりました」と笑ったあとで「みなさんから温かいコメントをいただいて、一歩踏みだすことの大切さや明るい気持ちがちゃん届いただなと思い、うれしく思っています。たくさんの方の愛が詰まっている映画なので、たくさんの方に観てもらって、今日も頑張ろうという前向きな気持ちになっていただけたらいいなと思っています」と力強く締めくくった。

取材・文/山崎伸子