陶山恵実里、フィロソフィーのダンスの生歌に感極まる!『フラ・フラダンス』公開記念イベントが開催
2022年度後期放送のNHK連続テレビ小説「舞い上がれ!」のヒロインに決定した福原遥が主演を務め、“フラガール”の新入社員と同期の仲間、そして彼女たちを取り巻く人々の絆を描くアニメーション映画『フラ・フラダンス』(公開中)。本作の公開記念イベントが12月14日、アニメイト秋葉原本館にて開催され、声優の陶山恵実里と、主題歌を担当した「フィロソフィーのダンス」の奥津マリリと佐藤まりあが登壇した。
福島県いわき市に実在するスパリゾートハワイアンズのダンシングチーム、通称“フラガール”。主人公の夏凪日羽は高校卒業後の進路に悩み、衝動的にフラガールの採用試験に応募。未経験ながらも採用された日羽は4人の同期と共にフラガールの道を歩み始めるのだが、個性豊かすぎる彼女たちの足並みは揃わず、初ステージである大失敗をしてしまう。それでも彼女たちは互いにいいことも辛いことも分かち合いながら絆を深めていく。
登壇するや会場に集まったファンへ向けて「アローハー!」と満面の笑みで挨拶をした陶山、奥津、佐藤の3名。作品への反響を聞かれた陶山は「私の友人や知人もたくさん観てくれていて、観る人によって色々な伝わり方をしていてうれしいです」と語ると、「人の目があるなかでのパフォーマンスは緊張が凄く、キャラクターたちが裏で緊張している姿にはすごく共感しました」と、自身の経験と劇中のフラガールたちとを重ね合わせながら役に臨んだことを明かした。
2018年までアイドルグループ「虹のコンキスタドール」で活動していた陶山と、現在進行形でグループ活動を行う奥津と佐藤。「一緒に泣き笑いを感じ合えるのはグループの強みで心の支えになっていたなと、一人になったいまだからこそ感じています」とグループ活動ならではの良さを振り返る陶山に、奥津は「一緒にいると、前を見て歩けると感じられる」、佐藤も「パワフルなメンバーがいてくれることで自分も強くなったように感じられる」と強く共感している様子。
そして会場には、フィロソフィーのダンスがサプライズエンドロール生歌唱を披露した11月22日のイベントの模様が流され、陶山は「映画を観た後に生歌で主題歌を歌ってもらうなんてすごく貴重。当日舞台袖で見ていてウルウルしていました!」と絶賛。奥津と佐藤は普段のライブとは違う緊張感があったことを告白し、楽曲に込めた想いを語っていく。それを受けて陶山は「聞くたびに良い楽曲だと思えて、歌詞も作品とすごくリンクしている。本当にいろんな人に聴いてもらいたいです」と再び感極まった様子で語っていた。
文/久保田 和馬