エリザベス女王、ウィリアム王子に家族全員でヘリに乗らないように懇願?
エリザベス女王が、ウィリアム王子に対して一家全員でヘリコプターに乗らないように懇願しているようだと報じられている。
ウィリアム王子一家のクリスマスカードは、王位継承第2位のウィリアム王子、キャサリン妃、第3位のジョージ王子、第4位のシャーロット王女、そして第5位のルイ王子がヨルダンに家族旅行に行った際に撮影されたものだが、一家は昨年10月に車でヒースロー空港に到着する様子も捉えられており、同じ飛行機に乗って旅行をしたと考えられている。
英王室では暗黙の掟として、ウィリアム王子ら王位継承者は、同じ飛行機やヘリコプターに乗ることは禁じられている。かつて、一般人と同じような教育を望んだ故ダイアナ妃は、ウィリアム王子とヘンリー王子を同じ飛行機に乗せ、物議を醸したことがある。
2014年のオーストラリア外遊の際に、ウィリアム王子とキャサリン妃は、エリザベス女王に許可を取り、ジョージ王子を同行させた。掟破りと言われていたことについて英王室は、「公式なルールがあるわけではありませんし、過去にも王位継承者が一緒に飛行機に乗ることはありました」と、エリザベス女王が最終的に許可したことを明らかにしていた。
ウィリアム王子は、しばしばケンジントン宮殿の邸宅とノーフォークの別宅を往復する際にヘリコプターを使用。「エリザベス女王は、ウィリアム王子の腕を信じていますが、ヘリコプターは必ずしも安全な乗り物とは言えないことからとても心配しています。特に悪天候や夜間には操縦しないように話していますが、無事に到着するまで眠れないこともあるようです」「とりわけ家族全員で一緒にヘリコプターに乗ることは、なにかあった場合に王位継承者4人が一度にトラブルに巻き込まれることになりかねません。王位継承第6位のヘンリー王子は、王室を離脱しアメリカに住んでおり、もしウィリアム王子一家になにかあった場合は、ヘンリー王子が君主になる可能性があるため、大問題になることは確実です。ウィリアム王子1人でも、そして家族全員でも、とりわけヘリコプターには乗ってほしくないと、女王は側近に話しているようです」と、関係者が「The Sun」などに語っている。
2020年3月には、ウィリアム王子が救急ヘリコプターのパイロットに復帰することを希望していると報じられていた。
文/JUNKO