シガニー・ウィーバーがマーガレット・クアリーの上司に!『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』5月公開
マーガレット・クアリーとシガーニー・ウィーヴァーがタッグを組む『My Salinger Year(原題)』の日本公開タイトルが『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』に決定し、5月6日(金)より全国公開される。
舞台は90年代のニューヨーク。作家を夢⾒るジョアンナ(M・クアリー)は、⽼舗出版エージェンシーでJ.D.サリンジャー担当の⼥上司マーガレット(S・ウィーバー)の編集アシスタントとして働き始める。ジョアンナの⽇々の仕事は、世界中から毎⽇⼤量に届くサリンジャーへの熱烈なファンレターを処理すること。ファンからの⼼揺さぶられる⼿紙を読むにつれ、飾り気のない定型⽂を送り返すことに気が進まなくなり、ジョアンナはふとした思いつきで個⼈的に⼿紙を返し始めるーー。
原作は本が⽣まれる現場での⽇々を印象的に綴ったジョアンナ・ラコフの⾃叙伝「サリンジャーと過ごした⽇々」。主人公のジョアンナを『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(19)で一躍脚光を浴びたハリウッド期待の新星M・クアリーが、ジョアンナの女上司マーガレットを『アバター』(09)、『エイリアン』(79)のS・ウィーヴァーが演じ、監督は『ぼくたちのムッシュ・ラザール』(11)、『グッド・ライ〜いちばん優しい嘘〜』(14)のフィリップ・ファラルドーが務める。
「特別」になりたいと願うジョアンナが、自分のストーリーを生きるための、ニューヨークで開く人生の1ページ。共感しながらじっくりと味わいたい大人の自分探しムービーの誕生だ。
文/タナカシノブ
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