広瀬すずと松坂桃李W主演『流浪の月』5月公開決定!初の作品ビジュアルとなるデジタルポスターが解禁に

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広瀬すずと松坂桃李W主演『流浪の月』5月公開決定!初の作品ビジュアルとなるデジタルポスターが解禁に

2020年本屋大賞を受賞した凪良ゆうの同名小説を、『フラガール』(06)や『怒り』(16)の李相日監督のメガホンのもと、広瀬すずと松坂桃李をダブル主演に迎えて映画化する『流浪の月』。このたび本作が5月に公開されること決定し、初の作品ビジュアルとなるデジタルポスターが解禁された。

15年前に起きた誘拐事件の被害女児と加害者の再会を描く本作。雨の夕方の公園で、10歳の家内更紗と出会った19歳の大学生、佐伯文。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、2人は文の家で2ヶ月過ごすことになるのだが、ほどなくして文は更紗を誘拐した罪で逮捕されてしまう。それから15年、誰にも打ち明けられない秘密を抱えたまま生きてきた2人は再会を果たすが、更紗には婚約者の亮が。文にもあゆみという女性が寄り添っていて…。

このたび解禁されたデジタルポスターには、広瀬演じる更紗と松坂演じる文の2人が遠くを見つめながら並ぶ姿が写しだされている。このポスターの撮影が行われたのは広瀬がクランクアップを迎える当日で、撮影地に選ばれたのは美術の種田陽平と北川深幸によってセッティングされた物語の要となるカフェ。穏やかに射し込む陽の光と影は照明の中林裕樹による演出。広瀬と松坂の2人はそれ以上の演出を受けずにカメラの前に。更紗として、文としてありつづける2人の表情の裏にどのような想いが隠されているのか。


骨太の演出で知られる李監督と、『パラサイト 半地下の家族』(19)などを手掛けた撮影監督のホン・ギョンピョがタッグを組み、広瀬と松坂のほか横浜流星や多部未華子、柄本明ら豪華俳優陣が集結した本作。スタッフ、キャスト、そして原作の胸を打つストーリーがどのような化学反応を見せるのか。期待しながら公開を待ちたい。

文/久保田 和馬

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