倍賞千恵子主演で“命の選択”を描く衝撃作『PLAN75』公開決定!共演は磯村勇斗、河合優実ら

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倍賞千恵子主演で“命の選択”を描く衝撃作『PLAN75』公開決定!共演は磯村勇斗、河合優実ら

倍賞千恵子が主演を務める『PLAN75』が2022年6月より公開決定。あわせて、磯村勇斗、河合優実らキャスト情報が到着した。

【写真を見る】倍賞千恵子が“命の選択”を迫られる主人公に!
【写真を見る】倍賞千恵子が“命の選択”を迫られる主人公に![c] 2022『PLAN75』製作委員会 / Urban Factory / Fusee

本作は、是枝裕和監督が総合監修を務めたオムニバス映画『十年 Ten Years Japan』(18)の一篇『PLAN75』を、キャストを一新して再構築した衝撃の問題作。75歳以上の高齢者に自ら死を選ぶ権利を保障し支援する制度“PLAN75(プランななじゅうご)”が施行され、その制度に翻弄される人々の姿を描く。主人公の角谷ミチを倍賞、市役所の職員&スタッフを磯村、河合が演じるほか、たかお鷹、ステファニー・アリアン、大方斐紗子、串田和美が共演。監督はオムニバス版を手掛けた早川千絵が続投する。


倍賞は「最初は“酷い話”だと思ったのですが、物語の終盤でミチがある選択をする姿が描かれており、そこにものすごく心打たれ、惹かれて…それだけで出演を即決しました」とコメント。磯村は「倍賞さんとの共演シーンでは目で芝居をすることを意識しました。直近で演技を拝見し、同じ時間を共有させていただけたことは光栄でした」と明かし、河合は「ミチとの電話でのやり取りのシーンを本読みした際、倍賞さんの声を聞いて、自分が思っていた以上に心が動きました。言葉で言い表すのがもったいないような、訳もない感動でした」とそれぞれに倍賞との撮影を振り返った。

そして本作で念願の長編映画デビューを飾った早川監督は、「経済的合理性を優先し、人の痛みへの想像力を欠く昨今の社会に対する憤りに突き動かされて生まれた映画です。倍賞千恵子さん演じるミチという女性の姿を通して、人が生きることを全肯定する。そんな映画にしたい」と語り、対する倍賞も「早川監督はとてもバイタリティのある方。時折、ふわっと羽ばたくように近寄ってきてシーンや役の説明をしてくださると、ミチの気持ちがスッと入ってきて心が深くなり、役が立ち上がってくるような気がしてとてもありがたかったです」と感謝のメッセージを寄せている。

年齢で命が線引きされてしまうことの恐ろしさを描く『PLAN75』。“生きるとは何か?”と問いかける痛烈なシニカルドラマの公開に期待しよう。

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