尾野真千子、向井理の妻役を本人からのオファーと勘違いしてガッカリ|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
尾野真千子、向井理の妻役を本人からのオファーと勘違いしてガッカリ

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尾野真千子、向井理の妻役を本人からのオファーと勘違いしてガッカリ

向井理の祖母の半生記を映画化した『いつまた、君と 〜何日君再来(ホーリージュンザイライ)〜』(6月24日公開)の完成披露試写会が4月18日にスペースFS汐留で開催。尾野真千子、向井理、岸本加世子、成田偉心、脚本の山本むつみ、深川栄洋監督が舞台挨拶に登壇した。向井は「一役者としてこの仕事に携われたのはありがたいことです」と感謝した。

原作の「何日君再来」は、向井が大学生の時に祖母の手記をパソコンで打ち直し、家族や親戚と共に自費出版をして、卒寿(90歳)を迎えた祖母に贈ったものだ。向井自身が7年前から映画化を熱望し、企画にも携わった。戦後の混乱期、夫・吾郎(向井理の祖父)と妻・朋子が、時代の波に翻弄されながら懸命に生きる姿を描く。

主人公・芦村朋子役の尾野は「きっと向井くんが私にオファーをしてくれたんだと思っていました。今日まで」とガッカリする。向井は「しておりません。キャスティング権は放棄していました。妻役をオファーするなんて気持ち悪いじゃないですか」とバッサリ。

尾野は「先程取材でそれを聞きまして……。あ、そうと。残念でした」と肩を落とし、会場の笑いを取った。

向井は尾野について「まさかこんなに3人も子どもがいるお母さん役がバッチリはまるとは。尾野さんしかできない。さすがです」と称えると尾野は笑顔を見せた。

尾野は芦村夫妻の夫婦愛について「理想ですね。そういう夫婦を目指したいと思えるご夫婦でした。また、すごい素敵な話があって。まだおばあさまが生きてらっしゃる時、向井くんが『おじいちゃんのこと好き?』と聞いたら『愛してる』って言ったんですって。私もそこを目指したいと思いました」と語った。【取材・文/山崎伸子】

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