クリステン・スチュワートがダイアナ元妃を演じる!『スペンサー ダイアナの決意』公開決定
クリステン・スチュワートがダイアナ元妃を演じる話題作『Spencer』が『スペンサー ダイアナの決意』の邦題で、2022年秋に公開されることが決定。あわせて同作の日本版30秒予告も公開された。
同作はダイアナ元皇太子妃がその後の人生を変える決断をしたといわれる1991年のクリスマス休暇を描いている。本年度のヴェネツィア国際映画祭、トロント映画祭など主要映画祭で上映されて話題となった。
『トワイライト』シリーズや『チャーリーズ・エンジェル』などのスチュワートが髪をブロンドにして、亡くなったいまでも憧れのアイコンとして絶大な人気を誇るダイアナ元妃を力演。監督は『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』でジャクリーン・ケネディの知られざる姿を活写したパブロ・ララインが務めている。
このたび解禁された30秒予告では、夫チャールズとその愛人カミラがダイアナに向ける意味深な目、「言われた事だけをやれ」と冷たく言い放つチャールズの姿が切り取られ、王室で孤立するダイアナがぎりぎりの精神状態にまで追い込まれていく様子が窺える。また、苦悩を抱えながら全力で駆け、踊り、泣き崩れる等身大の姿も映し出され、女王という地位よりも子供たちの母親であることを選ぼうとするダイアナの強固たる決意が滲み出る映像となっている。
予告編のナレーションを務めるのは『鬼滅の刃 遊郭編』の鬼・堕姫を演じた沢城みゆき。ダイアナの繊細ながらも芯のある強さ、そして波乱万丈な人生をドラマティックなナレーションで表現している。
スチュワートの名演と全編フィルムで撮影された圧倒的な映像美、ダイアナの代名詞である華麗なるファッションも見逃せない同作。アカデミー賞ノミネートととなるか、続報を楽しみに待ちたい。
文/入江奈々