『ザ・バットマン』ロバート・パティンソンが“バーチャル来日”!磯村勇斗が歌舞伎町をおすすめ
2月24日、都内にて、ロバート・パティンソンが若き日のブルース・ウェインを演じるアメコミ映画『THE BATMAN -ザ・バットマン-』(3月11日公開)のジャパンセレブレーションイベントが開催。ロバート・パティンソン、ゾーイ・クラヴィッツ、磯村勇斗、鈴木伸之がリモートでクロストークを行った。
“DCユニバースに属さない”バットマンの単独映画『THE BATMAN -ザ・バットマン-』は、狂気と感情が爆発する謎解きサスペンスアクション。物語は知能犯リドラーが社会に蔓延した“嘘”を暴いていくところから始まる。彼は犯行の際に必ず“なぞなぞ”を残すが、その最後の標的となるのが若き日の青年ブルース。両親殺害の復讐を誓い、悪と敵対する存在“バットマン”になって2年目のブルースの“嘘”が暴かれ、本性が狂気に変貌していく。
同日のイベント会場では、磯村と鈴木がトークセッションを行い、途中からロバートとゾーイが海外からのライブ映像で出演。会場のスクリーンに等身大で映しだされると、ロバートは「未来にいるかのよう」と驚き、ゾーイは「来日が叶わず残念。日本はもっとも好きな場所の1つなので、こういう形でお話できてうれしく思います」と笑顔を見せた。
また、磯村は「間接的にお会いできたことがうれしいです。ずっとゾーイさんと目が合っているみたい」、鈴木は「すごく緊張しています。(このイベントで)僕自身も楽しませていただきたいです」と歓喜。
MCから「もし日本に来られるようになったときにはどのような場所を見てほしいか?」と問われると、磯村は「歌舞伎町でございます。僕の勝手な意見ですけど、もしかしたらゴッサム・シティに似ているのではと。バットマンに守ってもらいたいなと思ったので、ちょっと偵察していただきたい」と回答。これにロバートは「問題なくいつでも駆け付けます」と応答し、「ハリー・ポッターに出演した時だから随分前だけど、歌舞伎町には行ったことがあって。すごくおもしろいところでした」と付け加えていた。
そして今作の感想を問われると、磯村は「新しいバットマンを見たなという。ものすごくミステリー要素が強い。若きブルース・ウェインの未熟な、葛藤している姿が見られて。心が揺らいでいるバットマンを見ると、寄り添いたくなっていくんです。なので、今作のバットマンは近くに感じましたね。感情の起伏がすごくあって、見応えがありました。バットマンを知らない人にも気軽に観ていただきたいです」とコメント。
一方、鈴木は「スケールの大きさにびっくり。静と動の対比があって、どんどん世界観に引き込まれていきました。臨場感がすごくて最後の最後まで、瞬きも惜しむくらいの、すごく充実した時間。結末まで言っちゃいそうだという心配はあるけれど、まずは身の回りの人におすすめしていきたい。(結末まで言ったら)この作品はバットマンだけど、Dの方のバッドマンになってしまう」とジョークを絡めて苦笑いを浮かべていた。
取材・文/平井あゆみ