SixTONES・ジェシーのダジャレ連発に内村光良が感服!「へこたれないところがいい」
『SING/シング』(16)の続編『SING/シング:ネクストステージ』の初日舞台挨拶が3月18日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、日本語吹替版キャストの内村光良、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)、ジェシー(SixTONES)、アイナ・ジ・エンド(BiSH)、akane、田中真弓、木村昴、大地真央が登壇。人生において不可欠なものを聞かれたジェシーが、「ミュージックと香水」と回答。ダジャレを交えてトークを展開し、会場を盛り上げた。
「ミニオンズ」や「ペット」、「怪盗グルー」シリーズなどのイルミネーション・エンターテインメント作品となる本作は、動物だけが暮らす世界を舞台に、劇場支配人バスターと仲間たちの奮闘を描く。バスター役を続投した内村は「全国の劇場でかかるということで、ドキドキとワクワクがピークに達しています」と興奮気味に会場を見渡し、「吹替版と字幕版、2度楽しめる映画」とアピール。「よりパワーアップしている。見応えがあります。皆さんの歌声にシビれていただきたい。それぞれの(キャラクターの)見せ場がありますので、楽しんでいただけたら」と語りかけていた。
本シリーズにおいて“音楽”が不可欠なものであることにちなみ、「人生において不可欠なものは?」と訊かれた一同。内村は「映画のすばらしさ」と映画好きな一面を見せ、ジョニー役の大橋は「音楽はやっぱり不可欠」だといい、「演者としてステージに立たせていただいている時も音楽を楽しんでいますが、いちリスナーとしてもほかのアーティストさんの曲を聴いて、『かっこいい曲を書くな』とか、すべてにおいて音楽から刺激をもらっています」としみじみ。グンター役の斎藤は「自分も音楽。お笑いをやっていますが、歌のお仕事でいろいろ広がっていった部分がある」と語りつつ、「あとは妻です」とキメ顔を見せた。
新キャラクターのアルフォンゾ役を演じたジェシーも「ミュージックですね」と続き、「あともう一つ、香水」とにっこり。「いい匂いをあふれだしたいので。香水です。香水になりたいですね。ジェシーじゃなくて、“ジェシュッ”。香水のシュッで、“ジェシュッ”」と香水を吹きかける音と自分の名前をかけると、内村も「あはは!」と大爆笑。イベント冒頭の挨拶でも、ジェシーが「(ゾウの)アルフォンゾ役をやらせていただいたアルフォンゾです。スベったゾウ~」とややスベリながらもダジャレをお見舞いしていたこともあり、内村は「へこたれないところがいい」とジェシーの不屈の精神に感服し、ジェシーは「折れない心で」と力を込めて周囲を笑わせていた。
同じく新キャラクターのポーシャ役を演じたアイナは「ダンス。歌も大好きですが、ダンスは言葉を話さなくても人と通じ合える手段。ダンスが好きです」、さらにヌーシー役のakaneも「ダンス」と意気投合。ミス・クローリー役の田中が「演劇。小劇場活動をずっとやっています。声の仕事をやればやるほど、姿を出したくなります」と語るなか、木村が「猫を飼っている。猫のお尻の香りが非常に好き」と告白すると、大地も「猫を5匹飼っていて、猫が不可欠です。お尻の匂い、今度嗅いでみます。試してみたいと思います」と愛猫家としてシンパシーを寄せていた。
伝説のロック歌手クレイ・キャロウェイ役に、「B'z」の稲葉浩志が抜てきされたことでも話題だ。内村は完成作のDVDを「(家で)正座して観ていた」そうで、大橋も「学生時代に『B'z』と共に生きてきた。稲葉さんと共演するなんて」と感激しきり。「圧倒的なパワーを堪能していただける」と語ると、ジェシーも「口がポカンとなりました。『来た、来た、来た!』とすごく心を打たれました」と話し、「またご一緒できるお仕事があれば」と期待を込めながら稲葉の歌声に興奮したことを明かしていた。
取材・文/成田おり枝