Snow Man向井康二、映画『おそ松さん』のラブストーリーパートに気合十分「撮影前日はパックした」
映画『おそ松さん』が3月25日に公開され、翌3月25日に公開記念舞台挨拶が開催。主演のSnow Man9人と、高橋ひかる、前川泰之、桜田ひより、英勉監督が登壇した。また、撮影裏話をクロストークしたあと、昨日29歳の誕生日を迎えた宮舘涼太をサプライズで祝い、会場は大いに盛り上がった。
赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作にしたTVアニメ「おそ松さん」を実写化した本作。Snow Manは、松野おそ松役に向井康二、松野カラ松役に岩本照、松野チョロ松役に目黒蓮、松野一松役に深澤辰哉、松野十四松役に佐久間大介、松野トド松役にラウール、エンド役に渡辺翔太、クローズ役に阿部亮平、ピリオド役に宮舘涼太が、そして高橋ひかるがトト子役、前川泰之がイヤミ役、桜田ひよりがチビ太役を演じた。
渡辺が向井について「僕はおそ松とけっこう一緒でしたが、ラブストーリー(パート)のシーンとかはめっちゃ静かなんです。普段は裏でトークも回しているのに、ラブストーリーの撮影日はひと言もしゃべらない」と言うと、向井は「ラブモードですから、前日はパックしたよ」と笑う。渡辺が「こいつ痛いなと」とツッコむと、佐久間も向井について「明日、俳優モードでいくわと言ってた」と言い、会場は大爆笑。
高橋も「私はおそ松さんたちが恋物語をしてるところを遠くから見てるんですが、『なにやってんだよ、おそ松』と言いに行くシーンの段取りが終わって、待機する時間に向井さんとコミュニケーションを取ろうとしたら、『いま話しかけんといて。ラブモード入ってるから』と言われました」と向井をチクリ。
向井は笑いながら「関西色が強いでしょ」と、関西人として笑いを取りにいく高橋にツッコむ。高橋は向井について「スクリーンで観たらキラキラされてた。これは恋愛モードに入ってたなと」と太鼓判を押すと、向井が「トト子ちゃんもスクリーン上では輝いてたよね」とコメント。高橋が「裏“でも”輝いてます」と言い直すと、向井も負けじと「スクリーン“では”」と言い返し、会場の笑いを誘った。
さらに渡辺が「驚愕だったのが、康二がほぼ脱いでたこと。僕は撮影が一緒じゃなかったけど、あれ本当に脱いでたの?」と言うと、向井は「そう。見えたやろ?」とうなずく。深澤が「ちゃんとシールドありましたよね?」と言ったが、向井は「途中から貼ってくれた」と答えた。
渡辺が「あそこまでやるってことで、感心しました」と称えると、向井は「前日きれいにしておきました。思ったより出すんやなと思って」と気合十分に挑んだことを明かした。
続いてステージ上にはくす玉が登場した。「祝大ヒット」的なメッセージが出るのかと思いきや、サプライズで昨日誕生日だった宮舘へのお祝いの言葉が。これには全員が笑顔になり、宮舘も大喜びとなった。
最後に岩本が「たくさんの愛が交錯する映画になってます。少しでも映画を観て、少しでもハッピーになっていただけたらと」と語ったあと、「本日は宮舘涼太の誕生日会に来ていただき、ありがとうございました」と言って、会場を笑いに包んだ。
取材・文/山崎伸子