「呪術廻戦」中村悠一&櫻井孝宏、息ぴったりの挨拶に会場拍手!「呪胎戴天編」の“エモい”新ビジュアルも公開
アニメ「呪術廻戦」のスペシャルステージが3月26日、東京ビッグサイトで開催中の「AnimeJapan 2022」にて行われ、声優の榎木淳弥(虎杖悠仁役)、内田雄馬(伏黒恵役)、瀬戸麻沙美(釘崎野薔薇役)、中村悠一(五条悟役)、櫻井孝宏(夏油傑役)が登壇した。
人間の“負の感情”から生まれる呪いとそれを呪術で祓う呪術師との闘いを描いた芥見下々の人気コミック「呪術廻戦」をアニメ化した本作。テレビアニメシリーズの前日譚となる「呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校」、通称“0巻”を映画化した『劇場版 呪術廻戦 0』(公開中)も大ヒットを果たしている。
イベント冒頭の挨拶では、榎木、内田、瀬戸がキャラクターのフルネームを名乗りながら挨拶をしていたが、中村は「“悟役”、中村悠一です」とキャラクターの下の名前だけを口にすると、櫻井も「傑役、櫻井孝宏です」と息ぴったりに続き、会場を盛り上げていた。この日のMCは榎木が務め、『劇場版 呪術廻戦 0』の興行収入が130億円を突破したこと、テレビアニメ第2期の制作が決定して2023年に放送されること、4月3日から第1期の放送が再びスタートすること(毎週日曜午後5時 MBS/TBS系全国28局ネットで放送)などを伝えると、それぞれが喜びを吐露していた。また榎木は、虎杖&伏黒&釘崎の“1年生組”が夏油役の櫻井とトークをすることは珍しいと話し、櫻井も現場で会ったことがないことを告白。貴重な機会であることを明かしていた。
『劇場版 呪術廻戦 0』が公開となり、キャストたちの元にもさまざまな反響が届いているという。櫻井は別作品の収録現場でも本作の作画への賛辞を耳にすることも多いそうで、業界からの反響も大きい様子。榎木は、内田、瀬戸、中村と一緒に4人で劇場版を観るために映画館に足を運んだことをうれしそうに語り、内田も観賞後には中村がおいしいお肉をご馳走してくれたと笑顔を見せる。瀬戸は「劇場版の出演者じゃないからこそ、いちお客さんとして観て『すごい!』と楽しみました」と話していた。
そして第1期の放送に向けて、ステージでは「呪胎戴天編」の新ビジュアルが初公開された。虎杖と両面宿儺が並んだ背後には第1話「両面宿儺」のラストシーンを想起させる月が描かれ、虎杖と“宿儺の指”をめぐる物語の始まりを予感させるドラマティックなビジュアルとなっている。内田が「(虎杖が)指を持っていて、(宿儺が)心臓を持っている」と指摘すると、榎木は「エモいですね」と率直な感想を口にしていた。また副音声にて出演キャストによるオーディオコメンタリーを実施することも発表された。登場するキャストは週替わりとなり、第1話「両面宿儺」では榎木と宿儺役の諏訪部順一が担当する。
「呪術廻戦」初のスマホゲーム「呪術廻戦 ファントムパレード」も2022年に配信が予定されるなど、ますますの広がりを見せている本シリーズ。榎木はあらゆるコンテンツを楽しみながら、第2期に向けて熱や勢いを高めてほしいとアピールしていた。
取材・文/成田おり枝