【第94回アカデミー賞】主演女優賞は逃すも、『スペンサー ダイアナの決意』のクリステン・スチュワートに注目集まる!

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【第94回アカデミー賞】主演女優賞は逃すも、『スペンサー ダイアナの決意』のクリステン・スチュワートに注目集まる!

現地時間3月27日(日本時間3月28日)に開催中の第94回アカデミー賞授賞式。主演女優賞は9年ぶりのノミネートで初受賞を果たした『タミー・フェイの瞳』のジェシカ・チャステインに輝いたが、『スペンサー ダイアナの決意』(2022年秋公開予定)でダイアナ元妃を演じて初のオスカー候補となったクリステン・スチュワートにも、そのファッションと共に注目が集まった。

ダイアナ元妃が憑依したかのような熱演を魅せた、クリステン・スチュワート
ダイアナ元妃が憑依したかのような熱演を魅せた、クリステン・スチュワート[c]Pablo Larraín

『スペンサー ダイアナの決意』は、ダイアナ元妃がその後の人生を変える決断をしたといわれる1991年のクリスマス休暇を描いた人間ドラマ。王室という特別な環境のなか、苦悩しながらも自分らしく生きようとするダイアナ元妃をクリステンが演じている。監督は『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』(16)でジャクリーン・ケネディの知られざる姿を活写したパブロ・ラライン。


クリステン・スチュワートは1990年生まれ、アメリカ・カリフォルニア州出身。子役としてキャリアをスタートさせ、『The Safety of Objects(原題)』(01)で本格的に映画デビュー。デビッド・フィンチャー監督の『パニック・ルーム』(02)でジョディ・フォスター演じる主人公の娘役を務め、注目を集める。人間とバンパイアの禁断の恋を描いた「トワイライト」シリーズでヒロインのベラ役を演じてブレイク。『アクトレス〜女たちの舞台〜』(14)で、アメリカ人女優として初めてセザール賞助演女優賞を獲得した。

授賞式中は、壇上のジェシカ・チャステインから賛辞を贈られる場面もあり、またテレビカメラにもしばしば姿が映しだされて話題となっていた。

文/成田おり枝


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