キャサリン妃、ジャマイカ外遊はビタミンカラー3連発!
現地時間3月22日、ウィリアム王子とキャサリン妃が、カリブ海外遊の2番目の地であるジャマイカに到着した。
空港に降り立ったキャサリン妃は、ジャマイカの国旗カラーの1色である黄色のエレガントなシフォンドレスをチョイス。アシンメトリックな左肩のボウが特徴的なロクサンダのビスポークドレスに白コーデと、ツートンカラーは飛行機に乗り込んだ際と変わらず、アクアズーラのパンプスもそのままだったが、フェラガモの白いクラッチバッグ、セザンヌのゴールドに縁どられたパールのイヤリング、そしてジャマイカ発のブランドSteelz and Mantrazのゴールドのブレスレットにお召替えをするという徹底ぶりだった。
しかし、キングストンの美術館を訪問した際には一変。サスティナビリティにこだわりを見せるWillow Hilson Vintageのカリビアンなターコイズブルーに、赤と黄色のストライプに黒の模様が施されたカラフルなヴィンテージドレスで、1950年代のデザインに少しアレンジを加えた、華やかなカラーのドレスをチョイス。ラッセル&ブロムリーのベージュのパンプスに、マリア・ブラックのパールのドロップイヤリング、Steelz and Mantrazのゴールドのブレスレットという装いに。
カリブ海で黒のファッションは重苦しいが、国旗色の黒はジャマイカ国民の強さと創造性を象徴していることから外せないカラー。しっかりとデザインでブラックを取り入れつつも、モノトーンやツートンカラーが多かったこともあり、このレアな装いはなかなか評判がいいようだ。
その後は、ジャマイカのホルネス首相夫妻の官邸を訪問。キャサリン妃は、リドリー・ロンドンの鮮やかなオレンジ色でシルクのブラウスに、アレキサンダー・マックイーンの白いパンツスーツ、マリア・ブラックのパールのイヤリング、Willow Hilson Vintageのオレンジビーズで1960年代のヴィンテージハンドバッグに、白いジミー・チュウのパンプスという、ツートンカラーのスタイリッシュなハンサムスタイルに変身した。
キャサリン妃は今回、3回連続でヴィヴィッドなビタミンカラーを選んでいる。2020年4月、新型コロナウイルスが蔓延しロックダウンで人々の気持ちが沈んでいる時に、リモート公務でオレンジ色のトップスをチョイス。幸福や楽観、未来を見据えるといった意味合いが込められているのではないかと分析されており、今回もカリビアンを意識したのはもちろんのこと、コロナやウクライナ情勢、時代の変化による経済植民地主義への非難など難しい局面を迎えるなかで、同じ国旗カラーでも、あえて見た人を元気にさせるビタミンカラーを選んだのではないかとの声も。
また、未来の国王夫人として、華やかな色合いの装いを好むエリザベス女王にインスパイアされているのではないかと「Daily Beast」などが伝えている。
文/JUNKO