6年ぶりに「東宝シンデレラ」オーディションが開催決定!歴史ある名を引き継ぐ「TOHO NEW FACE」も同時開催
<コメント>
●上白石萌歌(第7回「東宝シンデレラ」グランプリ)
「『東宝シンデレラ』オーディションは、いま思えば私の人生の大きな分岐点でありスタート地点でした。オーディションを受ける前の私は、表現することは大好きなのに人前に出ることは大の苦手で、いつも誰かの後ろに隠れ、俯いてばかりいるような子供でした。姉と一緒だから、という理由で思い切ってオーディションに応募したことを覚えています。
あれから11年が経ち、沢山の宝物のような出会いと経験をさせていただきました。間違いなくあの時の決断が私を大きく変えてくれました。勇気を振り絞って踏み出した一歩が、人生を変える大きな一歩になるはずです。ご応募お待ちしております!」
●上白石萌音(第7回「東宝シンデレラ」審査員特別賞)
「歌と踊りが大好きだった私に習い事の先生が勧めてくださったのが『東宝シンデレラ』オーディションでした。『シンデレラ』という言葉が自分と結びつかなくて、そもそも自信が全くなくて、応募するまでとても悩みましたが、背中を押してくださった先生と勇気を出した自分に、今ではとても感謝しています。
何も知らず何もできなかった私でしたが、沢山の方々が根気強く教え導いてくださいました。あの頃の学びは宝物です。このオーディションで、本当に人生が変わりました。どうかじっくり考えて、心が決まったら、一歩を踏み出してみてください。自信がないなら、『好き』という気持ちを信じてみるのもいいと思います。ご応募お待ちしています」
●浜辺美波(第7回「東宝シンデレラ」ニュージェネレーション賞)
「私は俳優になりたいと思ったことは全くありませんでした。だからといって将来何の職業に就きたいという意思もありませんでした。引っ込み思案だった私の気まぐれの1歩が、いまここに繋がっています。『東宝シンデレラ』オーディションを受けて、選んでいただいて、私は夢をみつけることができ、そして夢をみさせていただいています。私は不器用なので何かを熟すとき普通の方の何倍も時間がかかるので、比較的小さい頃から始めていて救われた部分がとてもあります。夢があるから、だけではない、私はそうではなかったからこそ、なんてことのないささやかな理由のあなたの1歩を心から応援しております」
●市川南(「東宝シンデレラ」&「TOHO NEW FACE」オーディション実行委員会実行委員長、東宝株式会社 取締役 常務執行役員)
「東宝創立90周年プロジェクトとして、第9回『東宝シンデレラ』オーディションと、新たに『TOHO NEW FACE』オーディションをあわせて行うことになりました。以前から、このオーディションの最大の売りは、東宝製作の映画、ドラマに出演して頂くということ。さらに加えて今回は、演劇、ミュージカルの出演もお約束します。
10月実施の4次審査となる合宿審査には、東宝の映画プロデューサーや演劇演出家の審査はもちろん、沢口靖子、髙嶋政宏、髙嶋政伸、そして長澤まさみも是非現場に行きたいと言ってくれています。もちろん、今回のオーディションをPRしてくれている3人、上白石萌歌、上白石萌音、浜辺美波も審査に加わってもらいます。東宝創立90周年プロジェクトである今回の『東宝シンデレラ』&『TOHO NEW FACE』オーディションは、東宝芸能の俳優さんたちも含めて、総出で審査を行い、東宝らしいやり方で新しい才能を見つけていきたいと思います」
●池田篤郎(東宝芸能株式会社 代表取締役社長、東宝株式会社 常務執行役員)
「東宝創立90周年として、『オール東宝』で展開し、これから100周年そして更に、弊社に限らずその先のエンターテイメントを担っていける人材を発掘し、大きく展開していきたいという目的で、このプロジェクトは始動しました。
新たな男性部門のオーディションとして『TOHO NEW FACE』オーディションを立ち上げました。『東宝シンデレラ』は約40年の歴史のなかで、ひとつのブランドとして皆さまに大きく育てて頂きました。今回、男性部門の名称を考えるにあたり、1946年から開催されていた『東宝ニューフェイス』オーディションから数々の東宝作品で活躍する俳優を輩出した歴史に着目し、『TOHO NEW FACE』オーディションと命名しました。
また、映画だけではなく演劇でも活躍できるような優れた才能を見出すため、今回から新たに『ミュージカル賞』を創設しました。ミュージカル俳優になるためには、歌や踊りの技術の鍛錬を日々重ねなければいけません。興味のある若い方々に早いうちからトレーニングを積んで頂き、ミュージカルの世界に飛び込んでほしいと願っています。
東宝が映画も演劇も力を入れて、とびきりのコンテンツを提供いたしますので、そこに参加してくれる才能を見出し、大きなサイクルを創り上げながら展開していきたいと思っています」
文/久保田 和馬