2022年、ついに再始動！清野菜名＆松坂桃李主演『耳をすませば』10月公開決定＆特報映像も
新型コロナウイルスの感染拡大により公開が延期されていた『耳をすませば』の公開日が10月14日(金)に決定。あわせてティザービジュアルと特報映像、新キャスト情報が解禁となった。
原作は、1989年に柊あおいが少女コミック誌「りぼん」で発表した青春恋愛漫画。読書が好きな女子中学生、月島雫が、夢に向かって生きる男の子、天沢聖司に想いを寄せていく物語で、当時多くの共感を呼んだ。1995年には、スタジオジブリがアニメ映画化し大ヒットを記録。その後地上波でもたびたび放送されるなど、いまなお多くの人々の胸に刻まれている。今回の実写映画は、漫画やアニメで描かれた中学生の物語はもちろん、完全オリジナルストーリーである2人の10年後の物語が加わり、二重構造で描かれるという。
今回解禁となった特報では、ファンにはお馴染みの「地球屋」、「図書カード」、「自転車」そして、本作の象徴であるキャラクター「バロン」が登場している。また、映像のラストにあるタイトルのナレーションをしているのは、アニメ映画で雫の声を担当した声優、本名陽子。情感たっぷりに語りかける彼女の声と弦楽器の音色で、本作への期待がさらに高まる仕上がりに。
一方ティザービジュアルでは、地球屋で2人をずっと見守り続けるバロンの後ろ姿と、ノスタルジックな雰囲気を漂わせる10年後の雫と聖司の姿が。「会いたい人がいます」という言葉とともに、2人の成長を描いている。
さらに追加キャストとして、中学生の雫を安原琉那が、聖司を中川翼が演じることも発表。中川は平川組への参加が3度目となる。2020年1月に発表されるも、コロナ禍となり続報が期待されていた本作。この秋誕生する新たな『耳をすませば』に注目したい。
文/小松 糸
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