シリーズ初の興収100億円に向けて好発進!『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が初登場1位に
4月16・17日の週末映画動員ランキング。ゴールデンウィーク前らしく注目作が次々と公開され、賑わいを見せている。
驚異の満足度97.1%!『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が首位デビュー
今週の首位を飾ったのは『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』。原作コミックは記念すべき101巻が刊行され、累計発行部数は全世界2億5000万部を突破。テレビアニメも放送1000回を超えるなど、ますます勢いを増している大ヒットシリーズ「名探偵コナン」の劇場版25作目だ。
土日2日間で動員96万6000人、興収13億8400万円をあげて初登場1位を飾ると、公開初日から3日間の累計では動員132万人、興収19億円を超える大ヒットスタートとなっている。この3日間の興収は、最終興収93.7億円を記録したシリーズ歴代No.1ヒット作である劇場版23作目『名探偵コナン 紺青の拳』(19)との比較で101%となる好成績。さらに初日アンケートによると、映画の満足度は、「非常に良かった」の77.3%と「良かった」の19.8%を合わせて驚異の97.1%に。非常に高い満足度を示し、GWに向けてさらなる高稼働も期待される。シリーズ初の興収100億円に向けて、視界良好と言えるだろう。
『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が興収20億円を突破
先週、圧倒的な強さでスタートを切った『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は、土日2日間で動員33万1000人、興収5億300万円をあげ、2位にランクイン。累計では早くも動員140万人、興収21億円を突破している。公開5週目の『SING/シング:ネクストステージ』は動員8万4000人、興収1億1100万円をあげて3位とし、累計では動員218万人、興収27億円に。
先週圏外だった『劇場版 呪術廻戦 0』は、今週再び10位にランクイン。累計では、動員960万人、興収134.6億円を記録している。
今週末からは、「映画クレヨンしんちゃん」の第30作『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』、ホアキン・フェニックスが『ジョーカー』(19)以来の主演を務める『カモン カモン』、水泳に打ち込む学生たちを描くテレビアニメの劇場版最新作にして最終章の後編『「劇場版 Free!-the Final Stroke-」後編』といった作品が公開されている。
文/サンクレイオ翼
1位 名探偵コナン ハロウィンの花嫁
2位 ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
3位 SING/シング:ネクストステージ
4位 映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021
5位 余命10年
6位 映画 おそ松さん
7位 とんび
8位 チェリまほ THE MOVIE 〜30 歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜
9位 モービウス
10位 劇場版 呪術廻戦 0
※興行通信社調べ