田中圭と俳優犬ベックの友情が光る『ハウ』ティザービジュアル&特報映像が公開
『ゼロの焦点』(09)、『のぼうの城』(12)などで日本アカデミー賞監督賞を受賞した犬童一心と、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)などで同賞脚本賞を受賞した斉藤ひろしが初のタッグを組む『ハウ』の公開日が8月19日(金)に決定。あわせてティザービジュアルと特報映像が解禁となった。
『あなたの番です 劇場版』(21)、『そして、バトンは渡された』(21)などの田中圭が主人公の民夫を演じる本作。婚約者にあっさりフラれ、途方に暮れる民夫は、ハウと出会い友情を育んでいく。『南極物語』(06)、『ハチ公物語』(87)、『犬と私の10の約束』(08)など数々の犬映画でドッグトレーナーを務めた宮忠臣がベックのトレーニングを行い、監督をも唸らすほどの演技を披露した。本格的な犬との共演が初めてとなる田中は「僕は生まれた時から実家に犬がいた生活で、犬は一番身近にいた存在なので、(今回の作品は)嬉しかったです」と歓喜のコメントを発表している。
今回解禁された特報では、ハウと民夫が過ごす時間がふんだんに描かれている。遊歩道でハウに飛びつかれ顔をなめられる場面や、玄関でお出迎えされる場面、バスタブで豪快に水飛沫をかけられる場面など、楽しく幸せなハウと民夫の様子が次々と現れる。しかし「ずっと一緒だと思ってた」という言葉とともに、民夫の泣き顔が映しだされ、別れを予感させるシーンに一転する。
あわせて解禁されたティザービジュアルは、顔を寄せ合うハウと民夫の姿を切り取ったもの。幸せな時間が永遠に続くことを願わずにはいられない気持ちにさせられる一枚となっている。
ハウと民夫にどのような運命が待ち受けているのか?また、特報の最後で描かれる「もう一度、君に会いたい」という言葉の意味は?田中は「撮影中は、心が通う瞬間があるような気がしていましたし、元気な子犬なので、向こうが、僕のことを慕って、頼りにしてくれる感覚を味わうことができました」と俳優犬のベックとよい関係が築けていたことを振り返っており、本編で田中とベックが共演し織りなすアンサンブルに期待が高まる。