ウィリアム王子、名女優ケイト・ブランシェットと環境問題について語る!
ケイト・ブランシェットと環境活動家のダニー・ケネディが立ち上げた、アマゾンのAudibleによるポッドキャスト「Climate of Change with Cate Blanchett and Danny Kennedy」。第1回ゲストとしてウィリアム王子が出演し、環境問題について語り合った。
ウィリアム王子は2020年にアースショット賞を設立するなど環境問題に尽力しているが、ブランシェットはその選考委員で共同主催者であり、ケネディも選考委員を務めている。
まずは環境に興味を持ったきっかけについて問われたウィリアム王子は、「デヴィッド・アッテンボローが作るドキュメンタリー番組をよく見ていたことや、祖父である故フィリップ王配や父チャールズ皇太子の影響で、幼い頃から自然とのつながりを持ったことから、かなり若い頃から情熱と興味を持っていた」と発言。
またケンジントン宮殿の公式Instagramには、この対談の一部を捉えた動画が掲載されている。そのなかで、「危機的に見えるいまの状況を打開することができると、かなり希望を持っているのでは」とブランシェットから問われたウィリアム王子は、コスタリカの外交官で、2010年から2016年まで国連の気候変動枠組条約事務局長を務めていたクリスティアナ・フィゲレスの言葉を引用し、次のように述べている。
「フィゲレスの言葉を借りれば、いまの私は"頑固な楽観主義者"というところでしょうか。彼女は“実現できる”という希望を与えてくれたんです。とても勇気づけられましたし、私自身も信じていて、実現しつつある様子を目の当たりにもしています。皆で助け合い、サポートしていけば、より早い時期に達成することも可能だと思います」と語っており、極めて前向きな姿勢で取り組んでいるようだ。
文/JUNKO