『アバター』最新作のタイトルが『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に決定!劇場でしか味わえない特報映像の上映も
2009年の公開当時『タイタニック』(97)を上回り全世界興収新記録を樹立し、現在もその頂点に立ち続けジェームズ・キャメロン監督の『アバター』(09)。そのシリーズ最新作のタイトルが『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に決定し、2022年12月より日本公開されることが発表された。
地球から遠く離れた惑星パンドラを舞台に、“ナヴィ”と呼ばれる種族と人間のDNAを組み合わせた肉体“アバター”を意識で操り、莫大な利益をもたらす希少鉱物を採掘する計画に参加した元兵士のジェイクが、パンドラの地でナヴィの族長の娘ネイティリと恋に落ち、やがてパンドラの生命を脅かす任務に疑問を抱いたことで星の運命を決する選択を強いられていく姿を描いた『アバター』。
キャメロン監督は当時独自の革新的な3Dカメラを開発し、ほかの3D作品とは比較にならない驚異的なクオリティを実現。3D映画の進化を加速させるだけでなく、映画界・映像界の歴史を変える大旋風を世界中で巻き起こし、第82回アカデミー賞では9部門にノミネートされ3部門を受賞。ここ日本でも歴代洋画実写作品の興収ランキング第4位となる興行収入156億円を記録した。
そして最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の舞台は、前作からおよそ10年後の惑星パンドラ。サム・ワーシントン演じるジェイクとゾーイ・サルダナ演じるネイティリと、彼らの子どもたちからなる家族の物語が展開していく。神聖なる森を追われ海の部族に助けを求める一家。しかし、その楽園のような海辺の世界にも人類による侵略の手が迫っていたのだ。
5月4日(祝・水)より日本公開を迎える『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の上映前には、劇場でのみその世界を実体験することができる特報映像を上映予定。また9月23日(金・祝)からは全世界で『アバター』が劇場再公開されることも決定。13年の月日のなかで飛躍的な進化を遂げた映像技術を駆使し、現時点で人類が到達できうる映像の最高点を想像を超える物語と共に構築した本作。是非とも劇場の大スクリーンで、映画史の目撃者となってほしい。
文/久保田 和馬