「トップガン」最新作お披露目の場で「M:I」第7作タイトル発表。トム・クルーズが南アの撮影現場からメッセージ
4月下旬にラスベガスで行われたラスベガスで行われていた劇場経営者やメディア向けのコンベンションの「CinemaCon 2022」にて、トム・クルーズ主演最新作『トップガン マーヴェリック』(5月27日公開)がお披露目。さらにクルーズからのビデオメッセージと共に、「ミッション:インポッシブル」シリーズ最新作のタイトルが『Mission: Impossible Dead Reckoning Part1』となることが発表された。「Deadline」など複数メディアが報じている。
まもなく開催される第75回カンヌ国際映画祭でプレミア上映されることが決定している『トップガン マーヴェリック』は、クルーズの出世作となった大ヒット作『トップガン』(86)の36年ぶりの続編。当初は2020年のサマーシーズンに公開される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で度重なる公開延期に見舞われ、およそ2年越しに公開を迎える。今回の「CinemaCon」で一足先に鑑賞した人々からは、早くも大絶賛の声があがっているようだ。
現在、南アフリカで「ミッション:インポッシブル」シリーズ8作目の撮影に臨んでいるクルーズは、小型飛行機の中で撮影されたビデオメッセージを寄せ、「騒音がひどくて申し訳ない。ご覧の通り、いまは『ミッション:インポッシブル』の新作の撮影中です。大スクリーンで観てもらえるように作っています」とコメント。そこに同作でメガホンをとるクリストファー・マッカリー監督が撮影開始を告げに現れ、クルーズは「皆さん、すばらしい夏を過ごしましょう」と語りかけた。
さらに同イベント内では、同作の初出し映像となるフッテージも上映されたとのことだが、こちらはまだ一般公開されていない。『Mission: Impossible Dead Reckoning Part1』は2023年7月14日に、また8作目は2024年6月28日に全米公開を予定。両作の続報を楽しみに待ちながら、まずはいよいよその全貌が明らかになる『トップガン マーヴェリック』でトムの新たな勇姿を見届けてほしい。
文/久保田 和馬