『トップガン』最新作に大興奮!小林陵侑「パイロットになって空を飛びたい」

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『トップガン』最新作に大興奮!小林陵侑「パイロットになって空を飛びたい」

トム・クルーズをスターダムの頂点へと押し上げた名作『トップガン』(86)の待望の最新作『トップガン マーヴェリック』(5月27日公開)の日本公開を控え、12日にトップガンデー前夜祭イベントが開催。スキージャンプの小林陵侑と平成ノブシコブシの吉村崇が登壇し、トム・クルーズへの熱い思いを語り尽くした。

【写真を見る】小林の登場に来場者は大興奮!吉村が「僕の登場時と明らかに違う」としょんぼりして笑わせた
【写真を見る】小林の登場に来場者は大興奮!吉村が「僕の登場時と明らかに違う」としょんぼりして笑わせた

漫才の出囃子に前作『トップガン』のテーマ曲「デンジャーゾーン」を使っているという吉村は「出囃子だけでなく、仕事に向かうときはいつもこの曲。お笑いのドッグファイト、撃墜せずに無事に生還したいという気持ちで、この曲に元気をもらっています」と冒頭から熱弁。そしてスーツ姿の小林の衣装を見つめ「小林選手は本当におしゃれ。いろいろな番組などで、お話を聞いていて、私生活がおしゃれという印象があります」と語る吉村に、小林は「洋服も大好きです」とファッション好きであることを明かしていた。吉村はトム・クルーズ演じるマーヴェリックについて「当時の若者、日本のファッションの礎を築いたキャラクターと言っても過言ではない。マーヴェリックの延長上に、いまの僕たちがいます!」と、自身、そして日本の若者のファッションに多大な影響を与えたキャラクターだと解説した。

「トム・クルーズがカッコよすぎました」と本作の感想を語った小林は「僕もパイロットになって飛びたくなりました」とニッコリ。吉村がすかさず「十分飛んでるじゃない(笑)」とツッコミを入れると、会場から北京五輪でジャンプ男子の個人ノーマルヒル金メダル、同ラージヒルで銀メダルを獲得した、まさに“飛行”のベスト・オブ・ザ・ベストなアスリートの小林へ大きな拍手が贈られた。


小林は「ファッションも生活もなんかおしゃれ!」とコメント
小林は「ファッションも生活もなんかおしゃれ!」とコメント

ネタバレを避けて本作のおすすめポイントを語った二人。吉村は「とにかく音がすごい!飛んでいる音とかもすごいけれど、トムの出す声とかもヤバいです」と大興奮。「トム、まじか!」と何度も言いたくなったそうで、「僕も10年ほど破天荒芸人をやっていますが、年齢を重ねるにつれ、破天荒の度合いにも変化が出てきます。今回のトムは破天荒(キャラ)の先にあるべきものを見せてくれた気がします」と、本作でもお手本にしたい部分が大いにあったことを明かしていた。

また、若者がよく使う「エモい」という言葉も意味がピンと来ないまま、なんとなく分かったフリをしてきたという吉村は、「この映画で、エモいの意味が理解できました。冒頭シーンでとんでもなく“エモい”と感じるシーンが出てきます。僕と同じ世代や少し上の世代の方たちは、この意味、分かると思います」と感動を伝えていた。「その気持ち、分かります!」とエモいシーンに納得といった様子の小林は「最初から、すごくいいんです。昔のシーンとかとの繋がりも感じて、“あーーー”って気持ちになります」と言葉にできない心境になったと語っていた。吉村は「トムはファンの気持ちが分かっている!僕たちが欲しがっていることをちゃんとやってくれるのはさすが」と深く頷きながら、映画のさまざまなシーンを振り返り、時折目を閉じて、うっとりした表情を浮かべる場面も。飛行シーンのカメラワークに感動したという小林は「僕も飛んでいる時に撮影されたら、こんな感じかなと思いました」と、スキージャンプ選手らしいコメントをしていた。

チームで戦うことについても触れた
チームで戦うことについても触れた

ベストなジャンプをしたときには「イケる!」と感じる瞬間があるという。そのタイミングについて「滑りだし、ジャンプして少したつとスピードが半端なく出る瞬間があります。そういうときに、イケる!って思います」とシーズンを振り返りながら説明した小林は、「ドキドキするし、緊張もするけれど、その瞬間は“あ、キタ!”という感じになります」と胸を張って答えていた。マーヴェリックの共感ポイントを訊かれた吉村は、さまざまなシーンを振り返るもなかなか答えが絞りきれない様子。しばらくしてから「やっぱり全部です。トム、全部だよ、全部かっこいいよ」とポスターのトム・クルーズに向かって話しかけ、会場の笑いを誘っていた。

本作では生還不能なミッションにチームで挑むマーヴェリックの姿が描かれる。スキージャンプ団体戦でのチームワークについて話が及ぶと、「チームになると責任はそれなりに重くなります。でも、個性ある仲間たちとできることをみんなでやろう!という気持ちで挑んでいます」とチームの様子を解説。吉村が「ジャンプのみなさんは、いまも昔も個性が強そうですよね…」とコメントすると、「かなり強いです(笑)」と個性豊かなチームであることも明かしていた。

フォトセッションの様子
フォトセッションの様子

最後の挨拶で吉村は「期待を裏切らない作品です。圧倒的な迫力、圧倒的な完成度を存分に楽しみ、僕と同じくらいの世代の方たちには、30年前の自分を思い出したりして、楽しんでいただきたいです。当時、まだ生まれてなかった方は、本作を観て、前作を観て、また本作を観てというラリーをしていただければ!」とおすすめ。小林は「迫力と音響、撮影の仕方もすごかったと感じられる映画になっています。ぜひ劇場の大きなスクリーンでご覧いただきたいです」と笑顔で呼びかけた。

取材・文/タナカシノブ

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