映画『五等分の花嫁』舞台挨拶で松岡禎丞、花澤香菜ら声優陣が役の成長についてクロストーク
映画『五等分の花嫁』の公開記念舞台挨拶が5月22日に新宿バルト9にて開催され、舞台挨拶に松岡禎丞、花澤香菜、竹達彩奈、伊藤美来、佐倉綾音、水瀬いのりら声優陣が登壇。佐倉は本作について「ラブコメものですので、風太郎が誰を選ぶのかという展開なんですが、2時間15分にギュッと詰め込まれています。どのシーンも目を凝らして集中して観てください!」と観客に呼びかけた。
原作は春場ねぎによる同名人気コミックで、落第寸前の五つ子を無事卒業させるため、家庭教師となった主人公の上杉風太郎が奮闘するラブコメディとなっている。5月20日に公開されると、3日間で動員29万人を突破する大ヒットとなった。
舞台挨拶では6人が、第1期から約3年間演じてきたキャラクターについてクロストーク。恋愛なんて愚か者がすることだと言っていたのに、誰かに好意を抱くようにまでなった風太郎(松岡)。テレビアニメの第2期では暴走してしまったけど、この劇場版でさらに大きく成長したという一花(花澤)。恋する乙女モードになってから気の強さの裏の繊細さ、周りの人への真っ直ぐさが描かれていったという二乃(竹達)。
最初は無口でミステリアスだったが、好きなものをしっかり言えるようになり、精神的に大きく成長した三玖(伊藤)。最初から明るくて良い子でがんばり屋さんだった四葉(佐倉)は、劇場版ではその内面が掘り下げられていたという。そして劇場版で本当の自分と自分らしさを見つけられたという五月(水瀬)。6人は、それぞれのキャラクターに見られる成長に注目してほしいと語った。
最後に、キャスト陣からメッセージが贈られた。水瀬は「待望の結末、そして幸せな結婚式がここで開かれます。この劇場を後にするときには多幸感あふれる気持ちになっていると思います。ラスト、大画面で楽しんでください!」と、佐倉は「大スクリーンで見る青春模様は、かなりのダメージを食らうと思いますが、皆さん、衝撃に備えてください(笑)。風太郎との恋の行方、姉妹たちの愛の行方にも決着がつきます。最後の五つ子ゲームをお見逃しないように!」とコメント。
伊藤は「皆さんのおかげで映像でも完結を迎えることができました。愛がたくさん詰まった作品になっていますので、楽しんでください」と、竹達は「きれいに完結します。風太郎くんとの恋の行方、そして五つ子の家族の関係も大きく変わっていくので、最後まで見守っていただければうれしいなと思います」と語った。
また、花澤は「キャラクターごとに一つずつ絶頂を迎えるシーンがあるので楽しみにしていてください。劇場で五つ子たちを見られるのはこの期間だけです。ぜひ楽しんでください」と言うと、松岡も「我々も自信を持って、スタッフ一丸となり作った作品です!皆さんに楽しんでいただける作品になっていると思いますので、ぜひ楽しんでください」と締めくくった。
イベントでは、5月27日(金)より配布される入場者特典第2弾が、描き下ろしイラストを使用した「ミニ色紙 制服ver.」となることも発表された。また、第1弾の入場者特典『「五等分の花嫁」14.5巻』についても再配布が決定。配布開始は6月17日(金)からを予定しているとのことで、詳細や続報は映画『五等分の花嫁』の公式サイトや公式Twitterをチェックしてほしい。
文/山崎伸子