『劇場版 呪術廻戦 0』公開157日目に終幕、“最後にもう一度”舞台挨拶で緒方恵美ら「たくさんの方々に観てもらえた」と感謝

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『劇場版 呪術廻戦 0』公開157日目に終幕、“最後にもう一度”舞台挨拶で緒方恵美ら「たくさんの方々に観てもらえた」と感謝

シリーズ累計発行部数6500万部を突破する芥見下々の大人気コミックを映画化した『劇場版 呪術廻戦 0』。2021年12月24日に公開され、ロングランヒットを記録してきた本作の上映が、5月29日の13時の上映回をもって一斉に終了した。

TOHOシネマズ新宿では“最後にもう一度”舞台挨拶が開催され、主人公・乙骨憂太役の緒方恵美、禪院真希役の小松未可子、狗巻棘役の内山昂輝、パンダ役の関智一に加え、朴性厚監督、MAPPA代表取締役の大塚学、MAPPAアニメーションプロデューサーの瀬下恵介が登壇して、ファンへの感謝を語った。

第45回日本アカデミー賞で優秀アニメーション作品賞を受賞するなど、あらゆる話題を振りまいた『劇場版 呪術廻戦 0』
第45回日本アカデミー賞で優秀アニメーション作品賞を受賞するなど、あらゆる話題を振りまいた『劇場版 呪術廻戦 0』[c] 2021「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会 [c] 芥見下々/集英社

人間の“負の感情”から生まれる呪いとそれを呪術で祓う呪術師との闘いを描いた「呪術廻戦」。その初の劇場版となる本作では、テレビアニメシリーズの前日譚となる「呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校」、通称“0巻”を映画化。

公開から156日間で977万人以上を動員し、興行収入は137億円を突破。公開以降、15週連続で週末観客動員数ランキングのトップ10入り(興行通信社調べ)を果たすなど、大ヒットを記録した。この日の舞台挨拶の模様は、全国342館の劇場で生中継された。

主人公・乙骨憂太役の緒方恵美
主人公・乙骨憂太役の緒方恵美

乙骨憂太として、作品を引っ張ってきた緒方は「最後にこうしてご挨拶の機会をいただけてうれしい。たくさんの反響の声がSNSで上がっていたり、お仕事で会う方からも感想をいただく機会も多かった。海外の方からもコメントをいただくこともあって、改めてたくさんの方々に観てもらえたのだと思うとうれしい」と感激しきり。

本作の4Dを劇場で体感した際には「自分が出演している作品を観ている時には、役の気持ちになってしまって客観的には観れないけれど、最後にシャボン玉が飛んでくる演出の時は、里香ちゃんがそばに来てくれた感じがして泣きそうになった」というエピソードを披露した。


また「自分は『呪術廻戦』チームには後発で入ったメンバーですので、皆さんが今まで作ってきて、たくさんのお客様が愛してくれている作品をどのようにバトンを受け取るかというところで、とりあえず出来ることをすべてやろうと頑張ってきました」と打ち明け、「結果的にたくさんのお客様に支持していただき、観ていただき、このような大きな形を一緒に作ることができて本当にうれしく思います。このまま本編にお返しする形となりますので、続きの物語を皆さんと一緒に紡いでいけるよう、楽しんでいただけたらと思いますし、きっと作ってくださると思います」とシリーズの今後に期待を寄せた。

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