ポール・マッカートニー、コンサートで泥沼裁判中のジョニー・デップをサポート!?
米ワシントン州のスポケーンを皮切りに新ツアー「Got Back」をスタートさせているポール・マッカートニー。初日にアンコールの1曲目で故ジョン・レノンの映像を大型スクリーンで流しつつ、ビートルズ時代の「アイヴ・ガッタ・フィーリング」のデュエットで夢の共演を果たしたことが話題を呼んだが、今度はジョニー・デップとピアノ演奏でコラボしていたことが明らかになった。
同コンサートを鑑賞した慈善家でジョニーを個人的に知っているというジル・ヴェダーは自身のInstagramで、大型スクリーンに映しだされたジョニーがギターを弾いている映像の前で、ポールが「My Valentine」をピアノ演奏している動画を投稿。投稿では「ジョニー・デップの映っている動画を投稿したら物議を醸すでしょうけれど、気にしない。私が知る限り、彼は紳士。私は女性やMe Too活動をサポートしていますが、純粋でいい人の人生を破壊する女性も知っています。追記:言葉の暴力も良くないので、言葉遣いには気を付けて」と、ジョニー・デップのInstagramのリンクを付けて投稿している。
ジョニーは現在、元妻アンバー・ハードと泥沼裁判中。2人のあまりに醜い私生活の様子が赤裸々になっているなか、ポールがコンサート中にジョニーの動画を流したことで、「Page Six」などは「ポールは、アンバー・ハードと裁判中のジョニーをサポートしているようだ」と紹介している。
ジョニーは、これまで長年の友人であるポールのPVで「Queenie Eye」にカメオ出演したほか、「My Valentine」でもコラボしており、今回使用された映像も新たなコラボではなく2012年当時のもの。また2013年のコンサートを捉えたYouTubeによれば、コンサートでポールが「My Valentine」を演奏する際にはこの映像が流れているようで、今回の裁判を受けて特別に流したものではないようだ。
しかし、ポールが英国での裁判でワイフビーターの烙印を押されたジョニーとのコラボを堂々と流していること自体が、ジョニーとの変わらない関係を示しており、ハリウッドでキャンセルカルチャーの影響を受けているジョニーのファンらを喜ばせているようだ。長期間にわたるアンバーとの泥沼裁判は、一方的に悪者にされていたジョニーの立場を好転させているようで、今後の動向が注目されている。
文/JUNKO