カンヌ国際映画祭デビュー、アン・ハサウェイの七変化ファッションに注目!

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カンヌ国際映画祭デビュー、アン・ハサウェイの七変化ファッションに注目!

現地時間5月17日から28日まで開催された第75回カンヌ国際映画祭。開会式には、ウクライナのゼレンスキー大統領が中継で登場し、映画界にもロシア侵攻の影を落とす一方で、『トップガン マーヴェリック』(公開中)が上映され、名誉パルムドールを受賞したトム・クルーズのアーカイブが紹介されるなど、コロナ前の華やかさを取り戻した。

ルイ・ヴィトンのパンツスーツに、ショパールのイエローダイアモンドの装いでショパール ・トロフィー賞のプレゼンターとしてサプライズ登場したジュリア・ロバーツや、エヴァ・ロンゴリア、ジュリアン・ムーアら女優やモデルたちがレッドカーペットを彩るなか、注目を集めたのがアン・ハサウェイだ。

『Armageddon Time』でカンヌ国際映画祭デビューとなったアン・ハサウェイ
『Armageddon Time』でカンヌ国際映画祭デビューとなったアン・ハサウェイ[c]SPLASH/AFLO

「ET」などによれば、今回コンペティション部門で出品されたジェームズ ・グレイ監督の『Armageddon Time』(22)で、意外にもカンヌ国際映画祭デビューだったハサウェイ。物事の始まりにふさわしいアルマーニ・プリヴェの、ウェディングドレスを彷彿させるロングトレーンの純白のドレスで登場。シンプルでクラシックでエレガントかつ、近代的なデザインのドレスには、ファンのみならず多くの人々から、プリンセスを演じた『プリティ・プリンセス』(01)を引き合いに、「まさに2022年のリアル・プリンセス」「まるで天使」「デザインもシルエットも最高で美しい」「これぞカンヌの装い」といった絶賛の声が寄せられた。また、18カラットの指輪とお揃いの、ブルガリの107カラット越えのブルー・サファイアのネックレスは、「『タイタニック』の(ケイト・ウィンスレットが演じる)ローズがつけていたネックレスを彷彿させるゴージャスな装い」と大好評だったようだ。

ハサウェイがプリンセスを演じた『プリティ・プリンセス』
ハサウェイがプリンセスを演じた『プリティ・プリンセス』[c]Everett Collection/AFLO

フォトコールでは一変し、60年代風のグッチのブルーのミニワンピースを披露。紺でラテックス素材のコーンカップブラのトップスが目を引くが、なんといってもワンピースから覗く美脚に熱視線が集まった。コロナ禍での久しぶりのレッドカーペットで、多くの人々に改めてハサウェイの美脚ぶりを再認識させたようだ。

ワンピースから覗く美脚に視線が集まった
ワンピースから覗く美脚に視線が集まった[c]SPLASH/AFLO


カンヌ入りした際には、白いインナーに白いプーマのスニーカーに黒いパンツスーツとハンサムファッションだったハサウェイ。そして最終日にホテルを去る際には、白シャツにワイドジーンズ、トレンドのクロッシェバケットハットと小脇に抱えたキルト素材のジャケットという"グランマチック"(おばあちゃんチック)なカジュアル・ルックを披露。七変化ファッションで楽しませてくれたハサウェイは、カンヌでファッションアイコンの名を不動のものにしたようだ。

文/JUNKO

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