キアヌ・リーヴス、「最も影響力のある100人」に選ばれた理由を「マトリックス」共演者が語る
「TIME」誌が、毎年恒例の「2022年度、最も影響力のある100人」を選出。
リーダー部門では、ウクライナへの軍事侵攻を行っているロシアのプーチン大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領らが、アーティスト部門では、アンドリュー・ガーフィールド、ミラ・クニス、アマンダ・サイフリッド、チャニング・テイタムなどが、イノベーター部門ではゼンデイヤなどが選ばれているが、歌手のアデルなどと共に、アイコン部門にキアヌ・リーヴスが選出された。
選出者についてはそれぞれ1人が、彼らが選ばれるべき理由についてエピソードを寄せているが、「マトリックス」シリーズのトリニティ役で知られるキャリー=アン・モスは、リーヴスについて「セレブでありながら、親切で寛容な人で知られるユニークな存在」と表現。
「不親切でとかく上っ面だけになりがちなこの業界で、私の友人キアヌが、必ずしもそうではないという希望を与えてくれました。ハンサムで才能があって、成功を収めていて、仕事に全霊を注いでいる俳優の振る舞いは、私たちの理想を全く裏切らない」と説明。
「『マトリックス』のネオとトリニティとして、初めてキアヌと会った際に、本来であれば初めてのスクリーンテストですべての視線が私たちに注がれてストレスだったはずなのに、安心したことを覚えています。それはキアヌが、親切で寛容で、思いやりのあるいつも通りのキアヌでいてくれたから。私たちは20年以上に渡ってこの役を演じていますが、『マトリックス レザレクションズ』でも常に私の状態に気を配り、サポートし続けてくれている」として、互いに頼りあえる友人関係であること、そしてリーヴスが演じる役どころに、リーヴスの本質と人間性がにじみ出ていると絶賛している。
リーヴスといえば、ファンへの神対応のみならず、万人に対する行いも“よき人”として知られているが、ふりでもなく演技でもないリーヴスの本質が、今年「最も影響力のある100人」の1人として評価されたようだ。
文/JUNKO