エリザベス女王、パディントンと共演でシャーロット王女が口あんぐり!
6月4日に、バッキンガム宮殿で、エリザベス女王の在位70周年を記念したプラチナ・ジュビリーを祝う祝賀コンサートが行われた。残念ながらこの日もエリザベス女王は欠席だったが、なんとパディントンとの共演動画がBBCでオンエアされた。
エリザベス女王と向かい合わせに座ったパディントンがお茶をポットから飲み干し、我に返って無礼を詫びたものの、お菓子を手でつぶしてしまうなど大わらわ。やっとの思いで好物であるマーマレードサンドイッチを、「緊急の時のために用意しています」と帽子から取り出すと、エリザベス女王が定番の黒いバッグから「私もよ」とサンドイッチを取り出し、「後でね」とお茶目に返すなど、ユーモアたっぷりの演出だ。
またクイーンの「ウィー・ウィル・ロック・ユー」が流れると、パディントンと共にティーカップにスプーンを当てて鳴らし、サプライズ動画を締めくくった。パディントンの声を担当したのは、映画「パディントン」シリーズで声優を務め、「007」シリーズの『007 スカイフォール』(12)からQを演じているベン・ウィショー。
ウィンザー城で撮影されたこの動画は、ほとんどの王室メンバーにも知らされておらず、その後のコンサートを待っていたウィリアム王子、キャサリン妃、ジョージ王子は大喜び。またシャーロット王女はあんぐりと口を開けて驚く様子が「Daily Mail」などに捉えられている。
2012年のロンドンオリンピックでは、ダニエル・クレイグ扮するジェームズ・ボンドに迎えられ、ヘリコプターで会場に降臨したエリザベス女王だが、10年後の今回は歩行に問題があり、座ったままだったものの、ユーモアを受け入れるセンスは健在のようだ。
文/JUNKO
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