TOHOシネマズが名古屋・栄エリアに上陸決定!プレミアムな施設設計&最新設備を導入へ
TOHOシネマズは6月13日、名古屋市の中心部の栄エリアで推進されている「(仮称)錦三丁目25番街区計画」の複合施設内に、中京圏の旗艦店となるシネマコンプレックスを出店することを発表した。
名駅エリアと並ぶ中部地方を代表する商業、ビジネスの拠点として知られ、日本有数の繁華街である栄エリア。本計画地はその中心地である栄交差点に接し、地下鉄の東山線と名城線の栄駅とも直結。名古屋城や中部電力MIRAI TOWERなどの観光名所も近く、周辺では複数の再開発が計画、実行されており、将来的にさらなる賑わいが期待されている。
現在全国に70の劇場を展開しているTOHOシネマズ。愛知県内への出店は2017年にオープンしたTOHOシネマズ赤池以来となり、名古屋市内への出店は2020年に惜しまれつつ閉館したTOHOシネマズ名古屋ベイシティ以来。現在は県内で4つのTOHOシネマズが営業しているが、いずれも名古屋市外。また栄エリア周辺にはシネマコンプレックスは存在しておらず、同エリアへの東宝グループ劇場の出店も2005年に閉館したエンゼル東宝以来となる。
中京圏の新たな映画のランドマークとなる本劇場では、拠点に相応しいプレミアムな空間を意識した施設設計や最新設備の導入はもちろんのこと、上映コンテンツにおいても多様なニーズに応えるべくバラエティに富んだラインナップが予定されている。開業は2026年夏頃を予定。栄の街全体を賑わせてくれるシネマコンプレックスの誕生に期待したい。
文/久保田 和馬
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