山田涼介「並々ならぬ想いを込めた」『鋼の錬金術師 完結編』公開に感無量!猛暑日にエドの赤コート姿披露も「暑すぎます」

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山田涼介「並々ならぬ想いを込めた」『鋼の錬金術師 完結編』公開に感無量!猛暑日にエドの赤コート姿披露も「暑すぎます」

荒川弘による人気コミックを実写映画化した「鋼の錬金術師」シリーズの完結編2部作の後編『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』の公開記念舞台挨拶が6月25日に丸の内ピカデリーで開催され、山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、渡邊圭祐、水石亜飛夢、栗山千明、内野聖陽、曽利文彦監督が登壇。山田が「一つの役をここまで長い期間演じさせていただくのは、僕としては初めての経験。並々ならぬ想いを込めながら、エドワード・エルリックを演じ切りました」と語り、大きな拍手を浴びた。

『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』の公開記念舞台挨拶が開催された
『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』の公開記念舞台挨拶が開催された

映画『鋼の錬金術師』(17)、5年ぶりの続編にして前後編の2部作構成で描かれる完結編となる本作。前作に引き続き、主人公の鋼の錬金術師をエドワード・エルリック役を山田が演じた。山田は、エドをイメージした赤のコート姿で登場。この日の東京は気温が上昇し、今年初の猛暑日を迎えていた。山田は「『最後の錬成』公開ということで、衣装さんと話して。でも暑すぎました。熱がこもっております」と汗をかき、周囲も爆笑。本田から「エドですねぇ」と称えられると、山田は「エドですよ」と笑顔で答えるなど、冒頭から息の合ったやり取りを見せていた。

【写真を見る】山田涼介の赤コート姿、全身
【写真を見る】山田涼介の赤コート姿、全身

SNSでは「『ハガレン』に対して誠実だった」という感想も上がっているという。山田は「演者もそうですし、なにより監督が一番うれしい言葉。『1』をやっている時から、実写化はリスクも伴うものなので、それを背負って僕も座長として立たせてもらっていますし、監督もそれを背負って、それぞれの立場で立っている」と告白。「『誠実に、忠実に』というのは、僕と監督とで現場で常に話していた言葉なので、ありがたい言葉をいただけて幸せです」と感無量の面持ちを見せていた。


エルリック兄弟の父親ヴァン・ホーエンハイムと、ホムンクルスのたちの生みの親である“お父様”を演じた内野は、現場での山田の言動に「大いに触発された」という。内野は「山田くんが空き時間に映画の話をいっぱい熱く語ってくれた。すごく印象に残っている。この作品にかける意気込みや、曽利監督のビジョンを信じているという話とか、『おお、そんな夢を持っているんだ』と。熱い想いをひしひしと感じた」と述懐していた。

内野聖陽、山田涼介との共演を述懐
内野聖陽、山田涼介との共演を述懐

またこの日は、座長の山田自らMCを務め、最後だから言えるぶっちゃけトークをハガレン共演者たちかが聞き出すミニコーナーも実施された。「僕ですか…できないですよ、司会なんて。不慣れですがやらせていただきます」と不安をのぞかせた山田だが、「さあ皆さん!本日はお越しいただきありがとうございます。MCの山田涼介でございます」とパッと切り替えてノリノリでコーナーがスタート。本田も「ノリノリですね」と笑い、会場からも拍手が上がるなか、山田は「続いての質問はですね。山田涼介にここだけは直してほしいところがあれば教えてください」と質問した。

ディーンが「僧帽筋、膨らませすぎ」、本田も「なんでもこなせるところがイヤ。MCもできている!なにができないんですか?」とトークを展開したが、イベントMCを務めた荘口彰久から「山田さん、時間が迫っています。もう少しギュギュッと」と“巻き”を求められるひと幕も。荘口は「実は山田さん、一つ目の質問を飛ばしています。いきなり『続いての質問は』から始まったんです」と進行ミスを伝え、これには山田が「こうやって置いてあった!」と進行台本の開いてあったページが、その質問箇所だったと慌ててコメント。渡邊は「言い訳するところ、直した方がいいよ」とコーナーのお題にかけて茶目っ気たっぷりにツッコミ、山田は「渡邊!」とタジタジになるなど、思わぬハプニングに大盛り上がりだった。

取材・文/成田おり枝

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