『スペンサー ダイアナの決意』”ダイアナプロジェクト”アンバサダーに米倉涼子が就任!あわせてポスターと予告編も到着

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『スペンサー ダイアナの決意』”ダイアナプロジェクト”アンバサダーに米倉涼子が就任!あわせてポスターと予告編も到着

クリステン・スチュワートがダイアナ妃を演じ、第94回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた『スペンサー ダイアナの決意』(10月14日公開)。同じく秋に公開となるドキュメンタリー映画『プリンセス・ダイアナ』(9月30日公開)の2作品で”ダイアナプロジェクト”が発足され、そのプロジェクトアンバサダーに米倉涼子が就任。あわせて、『スペンサー ダイアナの決意』の、米倉のナレーション入りの予告編と2作品の日本版ポスターが解禁された。

【写真を見る】クリステン・スチュワートの眼差しが印象的な日本版ポスター
【写真を見る】クリステン・スチュワートの眼差しが印象的な日本版ポスター[c] 2021 KOMPLIZEN SPENCER GmbH & SPENCER PRODUCTIONS LIMITED

本作の物語の舞台となるのは、1991年のクリスマス。すでにチャールズとカミラの関係について知っていたダイアナ元妃とチャールズ皇太子の夫婦関係はもう既に冷え切っていた。不倫や離婚の噂が飛び交うなか、クリスマスを祝う王族が集まったエリザベス女王の私邸サンドリンガム・ハウス。精神的に追い詰められながらも、ダイアナ自身の今後の人生を左右する大きな決断を下した3日間が描かれていく。監督を務めるのは、『ジャッキー/ファーストレディ最後の使命』(16)でジャクリーン・ケネディの知られざる姿を描き、主演のナタリー・ポートマンをアカデミー賞ノミネートに導いたパブロ・ラライン。

このたび解禁された予告編では、物語の始まりとなるマスコミに追われる日々に疲れ切り、精神はすでに限界に達していたダイアナが映しだされる。家族写真を撮影するシーンでも笑顔を出せず、壊れそうなほどの苦悩を抱える姿。追い詰められたダイアナが、生まれ育った故郷サンドリンガムで、今後の人生を決める一大決心をする姿が切り取られた映像となっている。

米倉が、『スペンサー ダイアナの決意』の60秒予告でナレーションを担当!
米倉が、『スペンサー ダイアナの決意』の60秒予告でナレーションを担当![c] 2021 KOMPLIZEN SPENCER GmbH & SPENCER PRODUCTIONS LIMITED

そして、ドキュメンタリー映画『プリンセス・ダイアナ』と『スペンサー ダイアナの決意』の2作品の公開を盛り上げるべく発足した“ダイアナプロジェクト”でアンバサダーに就任した米倉は「ダイアナ元妃のことは昔から好きで、尊敬もしていますので、今回アンバサダーのお話をいただき本当に光栄です。また、別の映画でも、ダイアナ役の吹き替えをやらせていただいたこともあり、彼女への想いが強いのに加え、不思議な縁を感じています」と意気込みを語っている。さらに新予告編のナレーションも務める米倉は「今回、久しぶりに予告編でナレーションもやらせていただきましたが、このナレーションに私の言いたいことは全部詰まっています!」と自身の思いをナレーションにすべて込めたとコメント。

ダイアナ妃だけにカラーがついた『プリンセス・ダイアナ』の日本版ポスター
ダイアナ妃だけにカラーがついた『プリンセス・ダイアナ』の日本版ポスター[c] 2021 KOMPLIZEN SPENCER GmbH & SPENCER PRODUCTIONS LIMITED

また、あわせて2作品のポスターも解禁。『スペンサー ダイアナの決意』のポスターは、まさにダイアナ妃そのもののようなクリステン・スチュワートの表情が美しく、『プリンセス・ダイアナ』は、多くのカメラマンに囲まれながらも笑顔のダイアナ妃とは対照的に「彼女を本当に“殺した”のは誰?」というセンセーショナルなコピーが刻まれている。


2人の息子を育てるかたわら、死の直前まで人道支援活動に心を注いだ「愛の人」として世界中の人々に希望と共感を与えたダイアナ元妃。36歳という短い生涯を駆け抜けた彼女の儚くも力強い人生を描いた2作品の全貌をぜひ劇場で目撃したい。

文/劉子伊

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