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「彼女を本当に“殺した”のは誰?」世界初、ダイアナ妃のドキュメンタリー映画『プリンセス・ダイアナ』予告編が解禁

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「彼女を本当に“殺した”のは誰?」世界初、ダイアナ妃のドキュメンタリー映画『プリンセス・ダイアナ』予告編が解禁

世界で最も愛されたプリンセス、ダイアナ元妃の人生をたどる世界初のドキュメンタリー映画『プリンセス・ダイアナ』が、9月30日(金)より公開される。このたび、サスペンスフルなタッチで綴られた本作の予告編が解禁となった。

世界中で大フィーバーを巻き起こし、日本でも高い人気を誇ったダイアナ元皇太子妃。歴史に残る結婚式、子どもが生まれた日、離婚にまつわるスキャンダル、AIDSの子どもを抱きあげる姿、そして彼女が亡くなった日など、むき出しの映像でダイアナ元皇太子妃の人生を映しだす。ダイアナ妃の人生や悲劇的な死については、過去にも何度も語られてきたが、今回はアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞のノミネート経験を持つ、気鋭のドキュメンタリー作家エド・パーキンズ監督が監督を担当。1981年にチャールズ皇太子と婚約する数週間前から、世界中が悲しみに暮れた突然の死までの16年間が、当時のニュース番組の映像やホームビデオなど、あらゆるアーカイブ映像をつなぎ合わせて語られ、これまで以上にダイアナを身近に感じられるように構築されている。

解禁された予告編は、ダイアナの葬儀に参列したある男性がメディアに向かって「マスコミが殺した」と責め立てる痛烈な一言から始まる。そして、当時20歳の幸せいっぱいの新婚の日々から、パパラッチに追われ、ダイアナの顔から次第に笑顔が消えていく様子までが赤裸々に映しだされる。「注目される立場を割り切らないと正気を失うよ」と、皇室の人間として生きるための心構えを説くチャールズ皇太子に、「彼女の日常を全部知りたいの」と欲望を語る大衆、そして「望んでいるのは読者だ」と訴えるメディアの声。執拗にカメラに追われ 「やり方がひどいわ」と嘆きカメラのレンズを手で覆うダイアナの姿など、すべてが生々しくスキャンダラスだ。


映画は誰を擁護するでもなく、徹底して第三者の目から静観する形で時代を映しだしていき、私たちに「彼女を本当に“殺した”のは誰?」という問いを突き付ける。彼女によって世界的に有名になったといっても過言ではない“パパラッチ”という言葉。SNSやデジタルの発達で有名人と一般人の境界があいまいになっていく現代で、誰もが知る事実でありながら、誰も知らない真実を突き詰めていく本作に乞うご期待。

文/山崎伸子

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