寺島しのぶら総勢30名登壇の豪華セレモニーで「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022」開幕!
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022のオープニングセレモニーが16日、SKIPシティ映像ホールにて開催。主催者、各コンペティション部門ノミネート監督、ゲスト、国内コンペティション審査員らと共に、国際コンペティション審査委員長の寺島しのぶ、審査員を務める映画監督の松永大司、釜山国際映画祭プログラムディレクターのナム・ドンチュルら総勢30名が登壇した。
主催者挨拶をした大野元裕埼玉県都知事は、3年ぶりのリアル開催に感謝。デジタルシネマの先駆けとして始まった本映画祭が、デジタル映画は世界の主流となっていることに触れ、「本映画祭をきっかけとして、多くの才能が世界へ羽ばたくことを願っております」と語った。この日上映される『世界の始まりはいつも君と』の磯部鉄平監督作については「SKIPシティの機材を使って制作されたSKIPシティ発の映画といっても過言ではありません」とアピールしていた。
開催市代表挨拶を務めたのは奥ノ木信夫川口市長。2年連続のオンライン開催を経ての3年ぶりのスクリーン上映となる本映画祭のコンペティション作品について「レベル向上は目を見張るものがある」と満足の様子。さらに、来年は節目の20回目の開催となることから、埼玉県だけに頼るのではなく、『川口市』としても予算を確保することに言及。会場が大きな拍手に包まれると、「今日は、寺島さんにも会うことができてうれしいです」と満面の笑顔を浮かべていた。
総合プロデューサーの八木信忠は、「昨年、一昨年と会場での開催がなく辛い思いをしました」と明かし、スクリーン上映により、世界基準のスクリーン輝度、解像度での作品上映ができること、それを来場者に体感してもらえることへのよろこびを語り、ステージ上から会場内をうれしそうに見渡した。来賓挨拶では、中屋敷慎一埼玉県議会議長、杉本佳代川口市議会議長がオンライン&スクリーンでのハイブリッド上映に触れつつ、本映画祭を存分に楽しんでほしいとコメントした。
セレモニーでは、土川ディレクターの進行により、ノミネート選考審査員をはじめ、国内コンペ短編部門作品、国内コンペ長編部門作品など、各コンペティション部門ノミネート作品を順番に紹介。各作品の監督、ゲストは客席で立ち上がり、観客の温かな拍手を身近に感じながらお辞儀をした。寺島、松永ら審査員陣は、客席からステージへと移動し、来場者に挨拶。審査員のみのフォトセッションをした後に、各作品の監督、ゲスト総勢30名によるフォトセッションも行われ、盛大にオープニングセレモニーを締めくくった。
スクリーン上映が復活した今年は、ゲストも多数来場!国際コンペティション、国内コンペティション、特集上映「What’s New~飛翔する監督たち~」の作品は、本編上映後にゲストとの質疑応答を予定している。また、コロナ禍で来日がなかなか叶わないなかでも、『ファルハ』、『揺れるとき』、『UTAMA~私たちの家~』など3作品の監督が来日し、上映後の質疑応答に登壇するとのこと。久しぶりのスクリーン上映と共に監督らのトークも楽しんでみてはいかがだろうか。上映スケジュールや登壇ゲストの詳細は公式サイトにてチェックしよう。
取材・文/タナカシノブ
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■SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022
日程:【スクリーン上映】7月16日(土)~7月24日(日)、【オンライン配信】7月21日(木)~7月27日(水)
会場:SKIPシティ 彩の国 ビジュアルプラザ 映像ホールほか
内容:国際コンペティション、国内コンペティション(長編部門、短編部門) ほか
URL:http://www.skipcity-dcf.jp/