福士蒼汰、“コブクロ愛”爆発!黒田&小渕の生歌披露に「僕も歌いたい」
北川恵海の人気小説を映画化した『ちょっと今から仕事やめてくる』(5月27日公開)の先行プレミアム上映会が5月21日にイイノホールで開催され、主題歌を担当したコブクロ(黒田俊介、小渕健太郎)が出席。サプライズで福士蒼汰、工藤阿須加が駆けつけ、会場を盛り上げた。
本作は、幼なじみだと名乗る男との出会いを機に本来の自分を取り戻していく青年の姿を描く人間ドラマ。ブラック企業で働く隆を工藤が、謎の男ヤマモトを福士蒼汰が演じる。この日は、コブクロが主題歌「心」を初お披露目。力強く美しいハーモニーを会場いっぱいに響かせた。
福士と工藤の登場は、観客にはまったくのサプライズ。驚きの声とともに「キャー!」と観客が熱狂すると、黒田が「俺もキャーキャー言われたい!」と嫉妬して、会場を笑わせていた。
福士は「学生の頃からよく聴いている」とコブクロのファンとのこと。「『太陽』という曲とか心に響いてすごく好き。『Million Films』とか」と好きな曲名をあげ、「『心』も心に響いた曲。聴いていて、僕も歌いたいなと思った」と主題歌にも惚れ惚れだ。
せっかくの機会とあって、コブクロへ質問をぶつけることになると、福士は「音楽をやることになったきっかけは?」「どういう時に歌詞やメロディが浮かぶんですか?」と質問攻め。メロディが思いつく瞬間として、小渕は「トイレ」と答えた。
「トイレが一番リラックスしている時だと思う。誰もいないし。メロディが浮かんで、トイレをしないで出て行くので、トイレがなかなかできない」と秘話を明かすと、福士も工藤も「へえ!」と目を丸くしていた。
映画を観て、すぐに楽曲制作に取り組んだというコブクロ。小渕は「すごくリアルだった」と映画の感想を吐露。「僕も会社員だった時に、黒田が来てミュージシャンになろうと連れ出してくれた」と振り返り、「黒田が自分にとってどんな存在なのか、黒田にとって自分はどうあるべきなのか。そういうあり方も共感した」ととりわけ、福士と工藤の体現した絆に感銘をうけたという。
黒田は「大阪弁、すごくよかった」と大阪弁に初挑戦した福士を絶賛。「ただ、大阪にこんなシュッとした子はいてない」と突っ込むなど、終始、軽妙なトークで会場を爆笑させていた。【取材・文/成田おり枝】